ITEM2024 フィリップス・ジャパン
ブースインフォメーション
2024-3-25
ブースNo. D2-12
●担当者からのメッセージ
“See beyond to a new perspective on patient care~つながることで,新しい価値を創造し,確実性の高い医療へ~”をテーマに掲げブース展示を行います。
フィリップスでは,2024年4月より始まる「医師の働き方改革」の一助となれるよう,放射線領域のポートフォリオでは,診断装置とヘルスケアITを組み合わせ,病院内のデジタルトランスフォーメーションを推進することで,よりシンプルで効率的なワークフロー,より早期により確実で正確な診断と低侵襲治療の実現を目指しています。患者のよりよい健康の実現,患者・家族の満足度向上,医療従事者の環境の改善,不要な医療コストの削減と収益改善に向けたフィリップスのソリューションをご体感ください。
●ここが見どころ
MRIでは,多核種(Multi Nuclei)に対応した3.0T装置「MR 7700」,2023年のRSNAで注目を集めた超軽量・フレキシブルな「Smart Fitコイル」,鎮静剤の必要性を低減し,小児患者に快適なMR検査環境を提供する「Pediatric Coachingソリューション」,全世界で1,000台以上もの納入実績がある1.5Tのヘリウム・フリー技術「BlueSealマグネット」,そして高速・高画質化アプリケーションの「SmartSpeed」を展示いたします。「MR 7700」は,最先端の分子イメージングを可能とする研究用システムであり,多核種(Multi Nuclei:1H,31P,13C,23Na,19F※129Xe※)に対応可能です。従来の形態学的な情報だけでなく,生体内のさまざまな代謝情報,機能情報を引き出すことが期待されています。「SmartSpeed」は,高速化を学習したAI(Adaptive -CS-NET)アプリケーションであり,大幅な検査時間の短縮による検査件数の向上,患者の検査ストレス軽減,高い空間分解能による臨床的価値の向上を図っています。治療方針決定のための追加情報を提供するなど,幅広い臨床応用がされており,ブースでは全身領域における臨床画像をご覧いただけます。
※フッ素(19F)およびキセノン(129Xe)によるイメージング用の治験用装置。連邦法(または米国法)により治験用に限定されている。これらの核種を用いた臨床撮影には,認可された薬剤の使用が必要。現在,これらの核種に使用可能なFDA認可薬剤はない。
CTでは,超高速撮影とスぺクトラルイメージングを同時に実現するフラッグシップモデル「Spectral CT 7500」の紹介や,スペクトラルイメージングを体験できるデモンストレーションを行います。「Spectral CT 7500」は,体軸方向に8cmの二層検出器NanoPanel Prismを搭載しており,事前設定無しで撮影後に自由にスぺクトラルイメージングを利用することが可能です。従来の140kVp/ 120kVpに加え100kVpでのスぺクトラルイメージングにも対応したことで,小児検査などでより低被ばくでのスぺクトラルイメージングを可能としています。また,検査の準備・撮影・診断・インターベンションに関わる領域まで幅広くAI技術がサポートする「Smart Workflow」も紹介します。この「Smart Workflow」に含まれるAI画像再構成機能「Precise Image」を体験できるデモンストレーションを行います。再構成アルゴリズムにAIを応用した「Precise Image」は,大幅な被ばく低減を可能とするだけでなく,画質の向上にも貢献する新しい画像再構成技術です。
ヘルスケアITでは,マルチモダリティ解析ワークステーション「IntelliSpace Portal」を中心にご紹介します。約70のアプリケーションを搭載し,マルチモダリティ・マルチベンダの幅広い診療領域に対応可能です。「Cardiac MR Analysis」では,LV&RV FunctionにAI技術を搭載し,内腔,外腔の自動トレースを実現し,約20分かかる心機能解析をわずか5分以内で終えることが可能です。「MR Caas Strain」では,Feature tracking法で3方向のglobal strainを評価でき,追加撮像なく心機能評価が可能です。RECIST1.1などの治療効果判定が可能な「Multi Modality Tumor Tracking」では,CT,MR,PET/CTの経時的なデータを使用して腫瘍の径などの情報をSmart ROI(VOI)で3次元的にセグメンテーションし,計測できます。
●主な展示製品
MRI
CT
血管造影X線診断装置
モバイルCアーム
ヘルスケアITソリューション
PACS
VNA
解析ワークステーション
MRI超音波融合前立腺生検装置
超音波診断装置
タブレット型超音波診断装置
●セミナー情報
第83回日本医学放射線学会総会
ランチョンセミナー 13
日時:2024年4月12日(金)12:00~12:50
会場:パシフィコ横浜(会議センター4階 416+417)
医療画像の未来を拓く:スペクトラル CT と多核種 MRI の最新技術
座長:石神 康生 先生(九州大学大学院医学研究院 臨床放射線科学分野)
診断に役立つスペクトラル CT 活用術
演者:片平 和博 先生(国家公務員共済組合連合会 熊本中央病院 放射線診断科)
多核種 MRI で見える世界
演者:五島 聡 先生(浜松医科大学 放射線診断学講座)
第83回日本医学放射線学会総会
ランチョンセミナー 33
日時:2024年4月14日(日)12:00~12:50
会場:パシフィコ横浜(会議センター4階 419)
フィリップスCT/MRI:治療のための診断精度を向上させる定量技術
座長:浅山 良樹 先生(大分大学医学部放射線医学講座)
肺動脈塞栓症と肝硬変の CT ~IQon Elite Spectral CT を用いた定量解析~
演者:岡田 真広 先生(日本大学医学部放射線医学系放射線医学分野)
Multiparametric MRI による脳神経疾患の評価 ~Smart Quant Neuro がもたらす可能性~
演者:萩原 彰文 先生(順天堂大学医学部附属順天堂医院 放射線科)
国際CTシンポジウム
日時:2024年 4月 13日(土)
会場:パシフィコ横浜 国立大ホール
第1部 CTのこれまでと現状
座長:村上 卓道 先生(神戸大学),Cher heng Tan 先生(Tan Tock Seng Hospital)
第2部 Photon Counting Detector CT (PDF-CT)の登場
座長:粟井 和夫 先生(広島大学),Jeong Min Lee 先生(Seoul National University College of Medicine)
共催:株式会社フィリップス・ジャパン/キャノンメディカルシステムズ株式会社/GEヘルスケア・ジャパン株式会社/シーメンスヘルスケア株式会社
●フィリップス・ジャパンブース
●お問い合わせ先
社名:株式会社フィリップス・ジャパン
住所:東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー15階
TEL:0120-556-494
URL:https://www.philips.co.jp/healthcare