ITEM2023 ザイオソフト/アミン 取材速報 
独自の画像表現を実現した次世代医用画像処理ワークステーション「Ziostation REVORAS」が発売1年を経てアプリケーションや機能をさらに充実


2023-4-15

ザイオソフト


ザイオソフトブース

ザイオソフトブース

ザイオソフトは,ITEM2022で初披露された次世代医用画像処理ワークステーション「Ziostation REVORAS」について,フルラインナップされた各領域のクリニカルアプリケーションや機能をアピールした。

「Smart Imaging “みる” をシンプル,スマートに」をコンセプトに開発されたZiostation REVORASは,独自の技術性能「Revorability」により画像処理の質が飛躍的に向上。光や影の入射角や方向,光源の強さを詳細に調整し,リアルな画像表現を実現した「レンブラント」やオパシティカーブやウィンドウレベルに依存しない透過を実現した「トランスペアレンシー」により,今までにない画像表現を実現した。

「REVORAS+capability(能力)」を意味するRevorability

「REVORAS+capability(能力)」を意味するRevorability

 

「レンブラント」(左)と「トランスペアレンシー」(右)を用いた画像処理

「レンブラント」(左)と「トランスペアレンシー」(右)を用いた画像処理

 

リリースから1年を経て,肺切除解析や肝臓解析など,同社の主力製品である3D医用画像ワークステーション「Ziostation2」の各アプリケーションが順次搭載されたほか,3D/4D解析でマクロ機能が可能になるなど,ユーザビリティも着々と向上している。放射線科はもちろんのこと,呼吸器や消化器領域の医師でも簡便に操作でき,新たな活用が期待される。

肺切除解析など,「Ziostation2」の各アプリケーションが順次搭載

肺切除解析など,「Ziostation2」の各アプリケーションが順次搭載

 

肝切除の術前画像作成を,高精度な非剛体位置合わせや血管の自動抽出でサポートする

肝切除の術前画像作成を,高精度な非剛体位置合わせや血管の自動抽出でサポートする

 

3D/4D解析でマクロ機能が可能になり,使い勝手が向上した

3D/4D解析でマクロ機能が可能になり,使い勝手が向上した

 

ブースでは,Revorabilityによる画像表示や機能を体験できる

ブースでは,Revorabilityによる画像表示や機能を体験できる

 

なお,4月16日(土)12:00からパシフィコ横浜会議センター416+417において,ランチョンセミナー29「医用画像処理のnext stage 〜放射線科と執刀医の共通理解」を開催予定で,藤田医科大学医学部岡崎医療センター外科学講座の守瀬善一氏と札幌医科大学附属病院放射線部の原田耕平氏が,REVORASを用いた肝切除の実際などについて講演を行う(座長は東北大学大学院医学系研究科放射線診断学分野の高瀬 圭氏)。

 

●お問い合わせ先
社名:ザイオソフト株式会社/アミン株式会社
TEL:03‐5427-1921
URL:https://www.zio.co.jp/

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