ITEM2022 ザイオソフト/アミン 取材速報
「Smart Imaging “みる”をシンプル,スマートに」をコンセプトとする次世代ワークステーション「REVORAS」を発表
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2022-4-16
ザイオソフト/アミンブース
ザイオソフトは,「Ziostation2」に続く次世代ワークステーション「REVORAS」を開発,15日(金)に行われたアンベールイベントで同社代表取締役社長の茅野秀介氏が初披露した。
REVORASは,ザイオソフトがこれまで培ってきたすべてのインテリジェンスの集大成で,「Smart Imaging “みる”をシンプル,スマートに」をコンセプトに,臨床画像に関わる,あらゆる“みる”(診る,観る,看る)をよりシンプルかつスマートにする。また,REVORASの高機能・高性能を支える独自の技術性能が“Revorability”(REVORAS+capability)である。
Revorabilityに含まれるのが,新たな画像表示法“レンブラント”と“トランスペアレンシー”の2つの技術である。レンブラントは,従来のボリュームレンダリングとは異なり,光を垂直および水平方向から当てることで影をつけ,よりリアルな画像をつくるレンダリングエンジン。特に血管の前後関係などをわかりやすく表現する。また,トランスペアレンシーはオパシティカーブを下げることなく透過画像を作成可能な技術で,術後の縫合線や細部の構造なども確認できる。
Ziostation2に搭載されているCT心筋ECV解析や肝臓解析,気管支ナビゲーションなどの各機能も,性能が向上した上でREVORASに搭載されており,従来のZiostation2で可能な機能はほぼ網羅しつつ,よりシンプルな画像作成,解析が可能になった。
また,診療放射線技師のみならず,診療科の医師もワークステーションを扱う機会が増加していることなどを踏まえ,ユーザーインターフェイスも従来のZiostation2から大幅に変更,より早く,容易に画像を作成できる。さらに,展開可能なボリューム数が8から32に大幅に増加しており,より詳細な画像の作成を可能にする。
なお,4月17日(日)12:00からパシフィコ横浜 会議センター413において,ランチョンセミナー29「Opening the Future-未来を見据えたこれからのポストプロセシング」を開催予定で,札幌医科大学附属病院の平野 透氏と聖マリアンナ医科大学病院の小川泰良氏が3D画像処理について講演を行う(座長は横浜市立大学の宇都宮大輔氏)。
●お問い合わせ先
社名:ザイオソフト株式会社/アミン株式会社
TEL:03‐5427-1921
URL:https://www.zio.co.jp/