ITEM2021 アンフォースレイセイフ 取材速報 
個人線量計がリニューアルされた「RaySafe i3」を中心に,不要な放射線被ばくの回避や被ばく線量管理のための製品を展示


2021-4-16


アンフォースレイセイフブース

アンフォースレイセイフブース

アンフォースレイセイフは,個人線量計がリニューアルされたリアルタイム被ばくモニタリングシステム「RaySafe i3」や,フルモダリティに対応する多機能型・診断用X線測定器「RaySafe X2」のほか,提携グループ企業である長瀬ランダウアの製品も含めて,医療従事者,特に医療従事者の被ばく回避や被ばく線量管理をサポートする製品に焦点を当て展示を行った。

個人の被ばく管理を目的とするRaySafe i3は,リアルタイムディスプレイと個人線量計で構成されている。従来製品「RaySafe i2」の後継で特に,個人線量計の線量測定における方向依存性と感度が改善され,わずかな線量でも感度良く測定可能となった。また,従来はメーカーに依頼する必要があった電池交換も,医療従事者自身で行えるようになるなど利便性が向上している。

X線測定器RaySafe X2は,半導体の技術を用い,非接触で高感度・高精度なX線の測定が可能。一般撮影・透視,マンモグラフィ,CTなど,それぞれのモダリティに対応したセンサーをオプションで選択装備でき,いずれも小型・軽量で扱いやすいものとなっている。1回の照射で線量,線量率,管電圧,照射時間,パルス数などを容易に測定可能で,操作性にも優れている。また歯科領域に特化したX2 Soloとパノラマ装置測定に便利なホルダーも展示されていた。

このほか,2019年のITEMでは参考出品であった,半導体式とGM管式を組み合わせたハイブリッドサーベイメータ「RaySafe 452」が展示された。また,長瀬ランダウアの製品として,X線防護メガネに装着し眼の近傍の3mm線量当量を測定可能な眼部被ばく線量測定「ビジョンバッジ」がアピールされた。

リアルタイム被ばくモニタリングシステム「RaySafe i3」

リアルタイム被ばくモニタリングシステム「RaySafe i3」

 

多機能型・診断用X線測定器「RaySafe X2」(左下)

多機能型・診断用X線測定器「RaySafe X2」(左下)

 

ハイブリッドサーベイメータ「RaySafe 452」

ハイブリッドサーベイメータ「RaySafe 452」

 

長瀬ランダウア社の製品のコーナー

長瀬ランダウア社の製品のコーナー

 

●お問い合わせ先
社名:アンフォースレイセイフ株式会社
住所:東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟6階
TEL:03-6714-3033
URL:https://www.raysafe.com/


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