ネットカムシステムズブース

ネットカムシステムズは，ストレスのない，快適なマンモグラフィの読影環境を追究した乳腺画像診断ワークステーション「mammodite（マンモディーテ）」を4台設置し，来場者に軽快な操作性や高速な画像表示を体感してもらう展示を行った。

2012年に発売されたmammoditeは，リリース後も現場からの声を開発に反映し，常に進化し続けている。トモシンセシスの臨床導入も進みつつあり，マンモグラフィのデータ容量はますます大きくなっているが，これをスピーディに表示し，ストレスなく読影できる環境を追究するため，mammoditeでは統合プロセスエンジン“APROS”を独自に開発している。ここ2年ほどはバックグラウンドの開発強化を進めており，より安定的に稼働するようになっている。また，表示スピードだけでなく，直感的な操作性も重視しており，マニュアルがなくても使えるようなわかりやすいユーザーインターフェイスを実装。ワンタッチレイアウトや腫瘤計測，図形オブジェクト機能などを搭載し，効率的な読影をサポートする。

mammoditeのレポート作成機能は，シンプルな操作でガイドラインに準拠した詳細なレポートを作成することができる。近年はマンモグラフィと超音波検査による総合評価が行われるようになっていることから，現在，総合評価に対応する機能の開発を進めている。

快適なマンモグラフィ読影を実現する「mammodite」

データ容量の大きいトモシンセシス画像も高速に表示可能

実機のデモ操作を通じて使いやすさを体感

EIZO，バルコ，JVCケンウッドのモニタで展示