ITEM2021 JVCケンウッド 取材速報 
業界トップクラスの高解像度医用画像表示モニタ「CL-S1200」のほか,BCP対策の製品をPR


2021-4-18


JVCケンウッドブース

JVCケンウッドブース

JVCケンウッドでは,主力である医用画像表示モニタを中心に,手術支援ソリューションをメインに展示を行った。さらに,地震などの自然災害や,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)といった感染症への関心の高まりを受けて,BCP(事業継続計画),感染防止対策に有効な製品も来場者に向けてアピールした。

医用画像表示モニタでは,2021年1月下旬から販売を開始した「i3シリーズ」の新製品「CL-S1200」を展示した。4200×2800ピクセル,1200万画素という業界トップクラスの高解像度を誇る30.9型カラーモニタで,マンモグラフィのほか,病理画像も含めたマルチモダリティの画像を自由なレイアウトで表示できる。特許技術である“ダイナミックガンマ機能”により,モノクロ画像とカラー画像を最適な階調に調整。また,画面輝度とコントラストを30秒間最大値に高めて視認性を上げ,読影を支援する“ターボルミナンス”晶部分を低反射ガラスフィルターでカバーし,清拭などメンテナンスを容易にしたほか,筐体部分に抗菌コーティングを施し,衛生面にも配慮した製品となっている。

同社の医用画像表示モニタの中でもメインストリームであるi3シリーズでは,ほかにもマンモグラフィ用「CL-S500 Dualstand」「MS-S500」「CL-S300」などを展示。また,電子カルテ用モニタの「CL-R211」,内視鏡用「CL-E270」などを紹介した。さらに,精度管理ソフトウエアの“QA Medivisor Agent”のデモンストレーションも行っていた。

手術支援ソリューションとしては,子会社であるドイツRein Medical GmbHの「CLINIOシリーズ」の4K32型モニタ「C432DCUH」や,2チャンネルの映像を同時に録画するモニタ一体型レコーダ「C622CFT-S」を展示した。

このほか,感染症対策として防水型キーボード・マウスの「MEDIGENICシリーズ」をデモンストレーション端末に組み合わせて紹介。さらに,災害時や電源確保が困難な状況での感染症診療などに有用なポータブル電源付き医療用カート「ポタカート」を参考出品した。

業界トップクラスの1200万画素30.9型カラーモニタ「CL-S1200」

業界トップクラスの1200万画素30.9型カラーモニタ「CL-S1200」

 

専用スタンドで2画面を一体化した「CL-S500 Dualstand」

専用スタンドで2画面を一体化した「CL-S500 Dualstand」

 

モニタ一体型レコーダ「C622CFT-S」タッチパネル操作が可能

モニタ一体型レコーダ「C622CFT-S」タッチパネル操作が可能

 

感染量対策に有用な防水型キーボード・マウスの「MEDIGENICシリーズ」

感染量対策に有用な防水型キーボード・マウスの「MEDIGENICシリーズ」

 

ポータブル電源付き医療用カート「ポタカート」(参考出品)は災害や感染症診療に対応

ポータブル電源付き医療用カート「ポタカート」(参考出品)は災害や感染症診療に対応

 

●お問い合わせ先
社名:株式会社JVCケンウッド
住所:神奈川県横浜市神奈川区守屋町3-12
TEL:045-450-1890
URL:https://www.jvc.com/jp/pro/healthcare_sys/


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