ITEM2021 イーメディカル東京 取材速報
安心・安全なMRI検査環境を提供する高機能な磁性体センサーや電磁波ノイズ低減LED照明をPR
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2021-4-17
イーメディカル東京ブース
イーメディカル東京と東京計器アビエーションは,「MRI室をはじめとした検査室等の安全・安心な検査・処置環境をサポート」をコンセプトに共同展示を行った。磁性体センサー「MagfhyⅡ」(マグフィーⅡ)や国内MRI照明の多くのシェアを占める電磁波ノイズ低減LED照明「mag luminance」(マグルミナンス)シリーズ,ノイズ低減高輝度LED照明「Cate-X」(カテックス)などを展示。安全性の高いMRI検査環境の構築を実現するラインアップが紹介された。
磁性体センサー「MagfhyⅡ」は,スリムデザインの2本のポールから成る。MRI室の入り口前に設置し,ポールの内部に設置されたセンサーが磁性体を検知すると,上部に設置されたランプと音声アナウンスにより注意を促すことにより,吸着事故を防ぐ。また,ポール付近で一回転することで,携帯している小さな磁性体の検知もできる。MagfhyⅡには,磁性体の移動方向や小さな磁性体を検知するベクトル検知能力(特許取得)や環境ノイズ抑制機能などが搭載され,誤警報を減らし,かつより確実な検知を行うことが可能となっている。
また,小型の強磁場警報器「MAG WATCHER」(マグウォッチャー)と「MAG WATCHER Plus」(マグウォッチャー・プラス)も展示,紹介された。スタッフが身につけるほか,さまざまな機器にも装着でき,「うっかりミス」による吸着事故を防ぐ。
電磁波ノイズ低減LED照明「mag luminance」シリーズは,電源装置を別置することで,MRI検査室内への設置が初めて可能になった。照明のLED化の流れを受け,現在,年間200件以上の施設に採用されている。既存のストレート直付け,ブラケット,スポット,ダウンライトの各タイプに加え,2019年4月には非常用LED照明「EDLJ-130A」が発売され,すでに100以上の施設で導入されている。白色LEDと電球色LEDを混合し,各色の比率を変更することで色温度を3段階で設定できるほか,全タイプで調光可能で,使用状況に応じて調整できる。
高輝度LED照明「Cate-X」は,高輝度LED素子を採用した低ノイズ型照明で,ME機器に影響しにくく,循環器X線検査室やIVR-CT室など,さまざまな検査環境に対応する。1万2000mL以上の光束量が得られるほか,0〜100%の範囲で明るさの調節が可能である。
●お問い合わせ先
社名:株式会社イーメディカル東京
住所:東京都中央区銀座7丁目15-5(共同ビル2階)
TEL:03-3542-3588
URL:https://www.emedicaltokyo.co.jp/