島津製作所/島津メディカルシステムズブース

島津製作所/島津メディカルシステムズは，グローバルで用いている展示テーマ「Passion for Details」を掲げ，高機能アプリケーションを搭載したX線テレビシステムや一般撮影装置，血管撮影装置を中心に来場者にアピールした。

ベスト・イン・クラスのX線テレビシステム「SONIALVISION G4」は，X線テレビシステムとして国内で初めて骨密度測定機能を搭載可能となり，消化器系から整形領域まで幅広い検査に1台で対応する同装置の可能性をさらに広めた。

一般撮影装置は，「RADspeed Pro EDGE package」を初展示。トモシンセシスアプリケーションも搭載可能で，インプラント治療後の経過観察においてアーチファクトを低減した画像を提供できる。

血管撮影装置は，“低侵襲”をコンセプトに各種アプリケーションを強化した「Trinias series MiX package」を初めてお披露目した。リアルタイムでステントを強調する「SCORE StentView＋Plus」は，従来の2マーカー検出に加え，複数マーカーにも対応可能としたことで適用症例がさらに広がった。

全世界で2500台以上の導入実績を持つFPD搭載回診用X線撮影装置の新バージョン「MobileDaRt Evolution EFX」が国内でリリースとなり，実機が展示された。起動や画像表示の時間を短縮することで，救急や災害医療など，多様なシーンでより活用しやすくなった。

また，昨2014年に発売し，今年3月から納入が始まっている乳房専用PET装置「Elmammo」も実機を展示。乳房を圧迫せずに検出器ホールに入れるだけで，高感度・高解像度のPET検査を実現する。

国内で初めてX線テレビシステムで骨密度測定を可能にした「SONIALVISION G4」	一般撮影装置「RADspeed Pro EDGE package」
トモシンセシス撮影に対応したFPD	低侵襲がコンセプトの血管撮影装置 「Trinias series MiX package」
撮影後2秒で画像を表示する 「MobileDaRt Evolution EFX」	「Elmammo」のプレゼンテーション