ITEM2015 パナソニックメディカルソリューションズ 取材速報
4Kモニタと4Kタブレットを採用したマンモグラフィカンファレンスシステムを初出展


2015-4-18


パナソニックメディカルソリューションズブース

パナソニックメディカルソリューションズブース

パナソニックメディカルソリューションズは,「Plissimo」シリーズの製品展示を行った。特に今回はマンモグラフィに力を注いでおり,新製品として4Kテレビと4Kタブレットを用いて,高画質な表示画像でカンファレンスを行うことができる「Plissimo MC」を来場者にアピールした。また,マンモグラフィ専用ワークステーション「Plissimo MG」がブース内で大きな一角を占めてデモンストレーションが行われた。

このほか,病院向けの多機能PACS「Plissimo EX」,DICOMゲートウェイの「Plissimo GW」(参考出品)を組み込んだ堅牢性に優れた「タフブック」などを出展した。

マンモグラフィカンファレンスシステムPlissimo MCは,DICOM QRにより既存のワークステーションに接続でき,その画像を4Kの大画面モニタ,タブレットに出力する。DICOM QRで取得した画像は,同社のビューワソフトウエアで表示できるので,新規にソフトウエアを導入する必要がない。また,組み合わせるパナソニック製の4Kタブレット「タフパッド 4K UT-MA6」は,20型のモニタながら2.54kgという軽量で,ユーザーは無線LANを利用して,自由に施設内の各所でカンファレンスを行うことが可能である。タフパッド 4K UT-MA6と4KモニタをMini DisplayPortケーブルで接続することで,4Kの解像度のまま大画面に画像をクローン表示ができるのも特長である。さらに,マンモグラフィだけでなく,CT,MRIなどのDICOMデータの表示も可能だ。

Plissimo MGは,日本乳がん検診精度管理中央機構のガイドラインに準拠してレポートを作成できる。ITEM会場では,インターフェイスを見直し,さらに操作性を高めたことが紹介された。従来から定評のあった高速表示,高解像度表示はそのままに,より効率的で,質の高い診断を可能にする。

Plissimo EXは,「院内・院外を『つなぐ』ソリューション」として紹介された。病診連携といった地域連携における診断支援や,クラウドによる外部保存などの運用にも柔軟に対応するシステムであることがPRされ,来場者の関心を集めていた。

マンモグラフィカンファレンスシステム「Plissimo MC」

マンモグラフィカンファレンスシステム
「Plissimo MC」

「Plissimo MC」の「タフパッド 4K UT-MA6」

「Plissimo MC」の「タフパッド 4K UT-MA6」

   
「Plissimo MC」の画像を表示する「VIERA」ブランドの4Kモニタ

「Plissimo MC」の画像を表示する
「VIERA」ブランドの4Kモニタ

マンモグラフィ専用ワークステーション「Plissimo MG」

マンモグラフィ専用ワークステーション
「Plissimo MG」

   
病院向け多機能PACSの「Plissimo EX」

病院向け多機能PACSの「Plissimo EX」

「Plissimo GW」を組み込んだ「タフブック」

「Plissimo GW」を組み込んだ「タフブック」

 

お問い合わせ先
パナソニック メディカルソリューションズ株式会社
住所:大阪府門真市元町22番6号
TEL:06-6907-6211
URL:http://www.panasonic-healthcare.com/jp/plissimo/


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