ITEM2014 アンフォースレイセイフ ブースレポート
放射線安全確保への総合的なアプローチをめざす製品を紹介
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2014-4-16
アンフォースレイセイフ ブース
アンフォースレイセイフは,放射線安全確保への総合的なアプローチとして,X線装置の定期的な品質チェックをするための診断用X線測定システム群や,医療スタッフがリアルタイムに被ばく量をモニタリングできるリアルタイム被ばく線量測定システムを中心に展示した。(4月12日取材)
●タッチスクリーンによる操作インターフェイスを採用したX線測定システム「RaySafe X2」
ベースユニットとタッチパネルスクリーンによる直観的なインターフェイスを備え,各種センサー(一般撮影・透視装置用,CT用,マンモグラフィ用,画像モニタ用)で構成される。各センサーは,1回の照射で,線量,線量率,kVp,半価層,総濾過,照射時間,パルス,パルスレート,フレームあたり線量,mA/mAsなど,使用されるセンサーですべての値を測定。タッチスクリーン上にすべてのパラメータの値と,線量率,管電圧,管電流の波形が表示される。
●リアルタイム被ばく線量測定システム「RaySafe i2」
昨年のITEMで初展示したRaySafe i2は,個人線量計・リアルタイムディスプレイ・被ばく線量ビューアソフトウエア・被ばく線量マネージャソフトウエアから構成される。個人線量計は同時に8人まで装着可能で,散乱線による被ばくを測定し,リアルタイムディスプレイで被ばく状況を確認することができる。医師・看護師などの医療スタッフが常時リアルタイムに線量をモニタリングすることで散乱線被ばくの削減に有効である。
●多機能X線測定システム「RaySafe Xi」
同社のベストセラー製品であるRaySafe Xiは,欧米を中心とした世界中で約9000台導入されている。一般撮影・透視装置,マンモグラフィ装置,CT装置などの診断用モダリティで複数のパラメータが測定できる。ベースユニットと用途に合った検出器とのセットで構成されている。
●完全自動インターフェイスの使いやすいX線測定器「RaySafe ThinX」
RaySafe ThinXは,各種設定やレンジの選択が不要で,X線照射を検出すると自動的に電源がオンになり測定が行われる。バッテリー寿命が1年以上あるため,メンテナンスも不要。
●お問い合わせ先
アンフォースレイセイフ株式会社
住所:〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3-1-2-225
TEL :045-620-5581
E-mail:infojapan@raysafe.com
URL:www.raysafe.com