パナソニック メディカルソリューションズ ブース

「パナソニックの医用画像，映像画像技術を用いて院内・院外ソリューション」をコンセプトとしているパナソニック メディカルソリューションズでは，今回「Plissimo」シリーズを中心に展示した。

病院向けの多機能PACSとして展示されている「Plissimo EX」では，新しく搭載された機能として，京都メディカルラボと連携した読影診断サービスや，クラウドでデータを保存し，タブレットなどで参照する医用画像ストレージサービスが紹介された。

マンモグラフィ専用画像診断ワークステーション「Plissimo MG」では，従来のワークステーションとしての機能だけでなく，初出展となるサーバークライアントとしての機能を強調。医療現場で広がるニーズに対応し，拡張性に優れたシステムを提供する。機能面でもレポート機能の強化など，充実が図られている。また，全自動三次元乳腺密度評価ソフト“volpara”も体験することができる。

その他にも，シリーズ製品として，Webワークリスト「Plissimo WW」やビューワタブレット「Plissimo VT」，PACS一体化電子カルテシステム「Medicom-HRⅢ Plissimo」の展示も行われている。

またPlissimoシリーズ以外でも，4K対応画像参照システムとして65インチの4Kモニタと，モニタと連携することができ，カンファレンスなどでの併せた使用が推奨された4Kタブレットのほか，3Dの医療用モニタなど，同社の特色を活かした製品も多数展示されていた。

クラウドサービスも始まったPlissimo EX   診療所向けのPACS・電子カルテ一体型システムMedicom-HRⅢ Plissimo   専用の3D眼鏡により立体視できる3Dモニタは手術支援や医学教育に有用

全自動三次元乳腺密度評価ソフト“volpara”を搭載したPlissimo MG   カンファレンスのほか手術室での利用も期待できる4Kモニタと4Kタブレット