ブースNo.129

●東芝ブースの見どころ

東芝ブースでは「Improving the Quality of Life」をキーメッセージに，迅速かつ的確な診断や治療をサポートするための最新テクノロジーを数多くの機器展示と臨床画像で紹介します。高精細な診断画像を提供するとともに，患者さんや医療従事者の負担を減らし，すべての人に優しい医療機器を提供してゆくことが私たちの使命であるとの思いがこのキーメッセージに込められています。
医療被ばくへの感心が高まる中，全てのCTに標準搭載した「AIDR 3D」やアンギオの関心領域にのみX線を照射する「スポット透視機能」など，トレード・オフの関係にある画質と線量のバランスを最適化する最新低線量撮影技術の数々を豊富な臨床データとともに展示します。デモンストレーションでは100インチの大型モニタにブース内のライブ映像を交えてお届けします。また，環境負荷を低減させる環境配慮設計など各製品におけるエコポイントも紹介します。

●主な展示品

CT：Aquilion ONE™ / ViSION Edition
第2世代のエリアディテクターCT　Aquilion ONE™ / ViSION Editionは，Aquilion ONE™で培った技術を踏襲しながら，ハードウェアを一新し，160mm幅を1回転0.275秒で撮影する高速スキャン，開口径78㎝のワイドボアを実現。日常検査の適応範囲拡大と共に，心臓CT検査を始め，救急やCT透視などの様々な検査でのアクセス性や操作性を向上させます。

MRI：Vantage Titan™ 3T
Vantage Titan 3Tは，躯幹部の画像ムラを大幅に低減するMulti-phase Transmission技術により，3T本来の高いS/Nのメリットを活かす撮影が可能となります。世界最大クラスの開口径，静音化技術により1クラス上の患者さんに優しい検査環境を実現。また，刷新したプラットフォームM-powerにより，増加するMR検査を効率よくかつ的確に進められる操作環境を実現しました。

XR：Infinix Celeve™-i　INFX-8000C
起倒機能付きのカテーテルテーブルを組合せ，カテーテル治療と外科処置を同時に行うハイブリッド手技をサポートするシステムを展示します。チルトする寝台により患者さんの体位を取りやすくしたことに加え，Cアームは患者さんや手技に応じたアクセス性を追求しました。新たに開発した線量低減機構を搭載。DoseNavigationコンセプトにより，治療全体で線量低減を実現し，患者さんおよび術者の被ばく低減に貢献します。

UL：Aplio™ 500
新Aplioシリーズの最新バージョン（V3.0）に搭載された東芝の2D/4D高画質技術の数々を展示します。業界初の疑似内視鏡表示“Fly Thru”や，CT/MRIと高画質超音波のフュージョン“Smart Fusion”など，安心，安全な診断と治療をサポートする最新のアプリケーションを紹介します。

●セミナー・イベント情報

【CT】ランチョンセミナー12
開催日：2013年4月13日（土）12:00～12:50
会　場：パシフィコ横浜 会議センター「メインホール」
テーマ：『Aquilion ONE/ ViSION Edition TMによる先進的診断技術の現況
　　　　～320列面検出器CTと３テスラMRの最先端臨床応用～』
座　長：片田 和広先生（藤田保健衛生大学医学部 放射線医学教室）
演者1 ：村山 和宏先生（藤田保健衛生大学医学部 放射線医学教室）
　　　「Aquilion ONE /ViSION Editionの頭部領域への臨床応用」
演者2 ：真鍋 徳子先生（北海道大学病院 放射線診断科）
　　　「Aquilion ONE /ViSION Editionを用いた心筋パーフュージョン検査」
演者3 ：陣崎 雅弘先生（慶應義塾大学医学部 放射線科学教室）
　　　「Aquilion ONE /ViSION Editionの動態診断への臨床応用」

【MR】ランチョンセミナー26
開催日：2013年4月14日（日）12:00～12:50
会　場：パシフィコ横浜 会議センター「304」
テーマ：『最先端3T MRIの臨床応用』
座　長：粟井 和夫先生（広島大学大学院医歯薬保健学研究院　放射線診断学研究室）
演者1 ：大田 英揮先生（東北大学病院　放射線診断科）
　　　　「3T MRIを用いた体幹部，末梢動脈領域の非造影MRA
　　　　　-知っておかねばならない撮像原理と使い分け-」
講演2 ：岡田 知久先生（京都大学大学院医学研究科　放射線医学講座）
　　　　「3T-MRI＆32ch頭部コイル：脳神経領域における最前線」