ブースNo.317

●担当者からのメッセージ

Goodnetは循環器部門向けのDICOM動画像ネットワークシステムとして2000年に販売を開始しました。当時の循環器部門の動画像データの扱いは未だDICOM CDによる蓄積・参照が主流であり，医療現場において一般的となりつつあったPACSは静止画が中心でした。その時代にあって，Goodnetはクライアント＆サーバ型ネットワークにてMultiframe DICOM動画像が配信・参照できるシステムのさきがけとして，多くの循環器関係者から注目をいただきました。近年は検査台帳を電子化したレポーティングシステムの充実を図り，2013年現在，DICOM動画像ネットワークとレポーティングシステムを核にした部門管理ソリューションとして，日本国内300以上の施設で稼働しております。

●ここが見どころ

当社ブースでは去年新たにリリースしたGoodnet Version6を中心に，循環器部門以外も含めた部門管理システムの提案をいたします。Version6ではこれまでの豊富なシステム導入経験をもとに，特に情報の集約と連携を強化しています。

Goodnetナビゲーション「G-NAVI」

最小限の操作で容易に目的の患者データを検索できるよう，患者ID・検査ID・患者名（ローマ字・日本語カナ）などの検査項目を意識しないWeb検索ライクな機能や，検査日やモダリティの検索ボタンを設けました。また，検索された患者に関わる全ての検査画像やレポートなどの全情報を一目で確認できるGUIとなっています。電子カルテなどの院内端末へGoodnetの画像やレポートをリンクさせて配信・表示する機能は勿論のこと，HIS・RISからのオーダ情報の受信・連携により，対象オーダに関連する過去画像やレポートを事前に閲覧したり，画像に目印をつけて後から参照する機能など，一連の検査ワークフローを想定したユーザビリティを実現しました。また，任意の検査のシリーズ単位での結合・分離・削除・追加を行なう，いわゆる検像機能を搭載しています。

検索画面

DICOM動画像ビューワ「GoodView」

Goodnet専用ビューワ，Webビューワとも操作性を統一しました。また画像処理やアノテーション表示，フレーム単位の編集処理を施した後，静止画や動画の各種ファイルフォーマットへ変換する機能も統合しており，スタンドアロンのビューワとしてもお使いいただけます。

レポーティング「G-Record」

検査情報を総合的に管理する検査台帳を標準装備しています。動画像データとのリンクとともに，Goodnet端末で解析したQCAやLVAなどの結果，さらにポリグラフやエコー等の数値データも取り込み，シームレスな操作でレポート作成にまで至ることができます。また検査台帳はカスタマイズにも応じております。

セキュリティ，監査証跡

ユーザの認証レベルをこれまで以上に細分化しました。また期間・端末・ユーザなど任意の条件でのアクセスログの検索や統計処理，モダリティ単位での保存容量チェックなど，システム分析機能と管理ツールを充実させ，詳細な監査証跡情報が提供できます。