ケアコム,ナースコールと連携したソリューションで看護DXの推進を提案
2024-7-31
主力のナースコールと連携する
ソリューション群を出展したケアコム
ケアコムは,主力製品であるナースコールの新製品およびナースコールと連携して看護現場のDXを支援する多彩なソリューションを出展した。
ヘルスケア情報統合型ナースコール「PLAIMH NICSS Cloud」は,蓄積したナースコールの情報をクラウド上で処理し,分析結果をグラフなどでタイムラグなく閲覧できる。また,系列病院や同規模施設とのベンチマーク分析が可能で,ケアや業務の改善に活用できる。
また,「クラウド電話帳連動担当呼び出し管理システム」は,看護師が持つスマートフォンと,その看護師が担当する患者の組み合わせを設定することで,担当看護師のスマートフォンのみにナースコールの呼び出しをかけることができる。担当以外の着信がないことで,業務に集中でき,ストレスの少ない環境を実現する。
スマートフォンと医療機器を連動させるソリューションも展示した。「生体情報モニタ連動スマートフォン画像表示」は,生体情報モニタと連動し,アラート通知に加え,スマートフォンで心電図や呼吸モニタの波形を確認できる。また,「輸液ポンプ連動」は,テルモの輸液ポンプと連動し,アラートを理由(残量や気泡など)と併せてスマートフォンに通知する。これらにより病室やステーション以外の場所でも状況を把握でき,看護師の業務改善やストレス軽減に貢献する。
「手指衛生モニタリングシステム」は,個人携帯や据え置きの消毒剤ポンプを業務前後に計量して消費量をモニタリング・可視化することで,手指衛生の遵守状況の把握でき,フィードバックに活用することで院内感染予防を支援する。また,消毒ポンプにタグを装着しIoTゲートウェイで位置検知を行うことで,より詳細なモニタリングも可能となる。