画像診断やクラウドソリューションなど，幅広い分野での医療IT製品・ソリューションを提供するジェイマックシステムは，今回の国際モダンホスピタルショウ2021のブースでは，画像系ソリューションと医療安全対策に関連する製品を展示した。新規開業医向けクラウドPACS「Climis」は，導入費用やランニングコストを抑え，電子カルテシステムともスムーズに連携する。さらに，ビューワ操作なども容易なほか，オプションで遠隔読影サービスも利用できる。また，新型コロナウイルスなどの感染対策用に「洗える・防水キーボード/マウス」（Seal Shield社製）も展示された。医療施設内では，キーボードやマウスを介した相互感染のリスクがあるが，同製品は100％防水仕様のため，取り外したり電源を切ることなく消毒アルコールなどのスプレーで洗浄でき，感染防止に有用なことがアピールされた。

新規開業医向けクラウドPACS「Climis」

遠隔読影サービス（オプション）は，依頼や確認がビューワ上で容易に行える

キーボードにはラバーシートをかぶせて使用できる。また，マウスはホイールタイプで，使いやすいデザインとなっている。