ブラザー販売,豊富なプリンターラインナップから医療の利用シーンごとに最適な製品を提案
2016-7-15
![ブラザー販売ブース ブラザー販売ブース](/var/ezwebin_site/storage/images/report/imhs/2016/repo/brother/227786-76-jpn-JP/_1_large.jpg)
ブラザー販売ブース
ブラザー販売は,受付や診察室,薬局,在宅など,医療の利用シーンごとにエリアを設け,プリンターを中心としたソリューションを提案した。2016年4月に医療グループを新設し,今後,“オールブラザー”として医療業界のニーズに応える製品・ソリューションを提供していくとしている。
在宅向けの製品として展示されたのが,2016年6月にリリースされたばかりの感熱式モバイルプリンター「Pocket Jet」の700シリーズである。訪問先でPCやタブレットから処方せんや在宅療養計画書などを印刷でき,シンプルな業務フローを実現する。A4用紙対応ながら,コンパクトかつ軽量(充電池装着時で約610g)で,在宅診療での持ち運びに適している。対応するインターフェイス(USB,Wi-Fi,Bluetooth)により4タイプをラインナップし,A5用紙も印刷しやすいようにオプションで給紙ガイドも用意されている。従来の600シリーズと比べて印刷スピードが向上し,リチウムイオン充電池の搭載により,1回の充電で印刷できる枚数が大幅に向上している。
![感熱式モバイルプリンター「Pocket Jet」。左がWi-Fi対応の「PJ-773」,右がBluetooth対応の「PJ-763MFi」。 感熱式モバイルプリンター「Pocket Jet」。左がWi-Fi対応の「PJ-773」,右がBluetooth対応の「PJ-763MFi」。](/var/ezwebin_site/storage/images/report/imhs/2016/repo/brother/02/227803-1-jpn-JP/02.jpg)
感熱式モバイルプリンター「Pocket Jet」。
左がWi-Fi対応の「PJ-773」,右がBluetooth対応の「PJ-763MFi」。
![1分間に約8枚の印刷が可能(*1) 1分間に約8枚の印刷が可能(*1)](/var/ezwebin_site/storage/images/report/imhs/2016/repo/brother/03/227806-1-jpn-JP/03.jpg)
1分間に約8枚の印刷が可能(*1)
受付に向けた製品としては,A4モノクロレーザープリンター「HL-L6400DW」とA4モノクロレーザー複合機「MFC-L6900DW」を展示した。ともに医療現場で好まれる白を基調としたデザインで,レセプトなどを大量に印刷する現場でストレスなく使用できるように,1分間に50枚(*2)の高速印刷が可能で,約60万枚(*3)の高耐久を有する。また,給紙トレイ,排紙トレイを増設できるタワートレイオプションを用意し,給紙・排紙枚数の増加や,複数種類の用紙の給紙に対応する。HL-L6400DWはトレイの増設により,給紙は最大2650枚,排紙は最大1050枚まで可能であり,医療機関の使用状況やニーズに合わせて柔軟に構成することができる。
![受付カウンター下の棚にも収まることを展示でアピールしたA4モノクロレーザープリンター「HL-L6400DW」 受付カウンター下の棚にも収まることを展示でアピールしたA4モノクロレーザープリンター「HL-L6400DW」](/var/ezwebin_site/storage/images/report/imhs/2016/repo/brother/04/227809-1-jpn-JP/04.jpg)
受付カウンター下の棚にも収まることを展示でアピールした
A4モノクロレーザープリンター「HL-L6400DW」
![コンパクトなA4モノクロレーザー複合機「MFC-L6900DW」 コンパクトなA4モノクロレーザー複合機「MFC-L6900DW」](/var/ezwebin_site/storage/images/report/imhs/2016/repo/brother/05/227812-1-jpn-JP/05.jpg)
コンパクトなA4モノクロレーザー複合機「MFC-L6900DW」
![医療機関のニーズに柔軟に応えるタワートレイオプション 医療機関のニーズに柔軟に応えるタワートレイオプション](/var/ezwebin_site/storage/images/report/imhs/2016/repo/brother/06/227815-1-jpn-JP/06.jpg)
医療機関のニーズに柔軟に応えるタワートレイオプション
検査室向けの製品として,スピッツなどに貼付することを想定したラベルプリンターを紹介した。ラベル幅2.5インチ対応モデルの感熱ラベルプリンター「QL-700」(純正ラベル使用)と「TD2130N」は,ともに最大約60mmまでのラベルを使用できる。検体検査システムや電子カルテシステムと連携することで,手書きで発生するような記載ミスがなくなり,業務改善にも貢献する。
![感熱ラベルプリンター「QL-700」(左)と「TD2130N」(右) 感熱ラベルプリンター「QL-700」(左)と「TD2130N」(右)](/var/ezwebin_site/storage/images/report/imhs/2016/repo/brother/07/227818-1-jpn-JP/07.jpg)
感熱ラベルプリンター「QL-700」(左)と「TD2130N」(右)
薬局向けとしては,国際モダンホスピタルショウ会期中にリリースされたばかりのラミネートラベルプリンター「PT-P900W」をお披露目した。熱転写ラベルにラミネート加工を施しているため,薬品ボトルなどのラベルや棚ラベルとしての使用に適している。耐擦過性,耐水性,耐溶剤性,耐熱性などの試験を経ており,高い耐久性が認められている。ラベル作成ソフト「P-touch Editor」(プリンター購入で無償提供)によりシンプルな操作でラベルデータを作成でき,データを転送・出力する。純正テープは6〜36mm幅で,複数の色をラインナップしている。発売は8月上旬を予定している。
![初展示のラミネートラベルプリンター「PT-P900W」 初展示のラミネートラベルプリンター「PT-P900W」](/var/ezwebin_site/storage/images/report/imhs/2016/repo/brother/08/227821-1-jpn-JP/08.jpg)
初展示のラミネートラベルプリンター「PT-P900W」
*1 JEITA標準パターンJ1(印字率2%)を連続印刷した場合(A4感熱紙PA-C-412を使用)
*2 用紙サイズはA4。標準給紙トレイからの場合。用紙サイズやデータ量により遅くなることがある。
*3 製品の性能維持のためには定期交換部品の交換(有償)が必要。