日立グループ,地域包括ケアやビッグデータ活用を支援するソリューションをPR
2014-7-18
日立グループ(日立製作所,日立メディコ,日立ソリューションズ,日立メディカルコンピュータ,日立産業制御ソリューションズ,日立INSソフトウェア)は,健康・医療を支える幅広いヘルスケアIT製品群を展示した。
有床診療所・小規模病院向けWeb型電子カルテシステム「Open-Karte AD」は,システム構築の作業工数を削減し,現行製品より導入コストを抑えた。新しく搭載したアシストビュー機能は,業務ごとに参照すべき情報を表示し,効率的なカルテ参照を可能にする。
茨城県笠間市で実証事業を行った「地域包括ケア支援自治体クラウドソリューション」は,自治体が持つ介護や健診情報を本人同意の上,クラウド型の情報連携基盤で管理することで,医療,介護,救急,薬局などで情報共有を図り,国の方針でもある地域包括ケアシステムの構築を支援する。
日立では,院内データを統合・活用し,病院経営を支援するデータウェアハウス(DWH)ソリューションへの注力も図っており,ビジネス・インテリジェンス(BI)プラットフォーム「QlikView」をアピールした。QlikViewは,データベースを使用せずにデータをメモリ展開することでスピーディな表示を可能にするとともに,データをすべて連動することで,変化し続けるデータの自在な分析を支援する。