バルコ,薄型軽量でデザイン性の高いベッドサイド情報端末を紹介
2013-7-19
バルコブース
バルコ
は,PCとテレビとして使用でき患者の療養生活をより快適にする新しいインタラクティブ・ベッドサイド・プラットフォーム「nana(仮称)」を紹介した。ブースでは,ベッドサイドや消灯台に取り付けるアーム式タイプを展示し,来場者へアピールした。
デザイン性の高いヨーロピアンデザインを採用したタッチパネルは,薄型軽量で患者のハンドリングが容易であり,全面フラットのため汚れた場合にも拭いて簡単に清潔を保つことができる。従来は一体式も多かったディスプレイ(タッチパネル)とPCを2つに分け,PC内にテレビ機能(STB)を入れることで,タッチパネルの軽量化と高いデザイン性を可能とした。テレビは地上波デジタル,CS,BSに対応し,PCは組み込み型Windowsを採用している。操作面では,テレビはリモコン,PCはタッチパネルで操作する2ウェイオペレーションを採用することで,患者が容易に操作できる。
海外で先行して展開しており,ヨーロッパではイギリスを中心に,アジアではオーストラリアを中心に,すでに10万ユニットが市場に出ているという。日本国内では,2013年内の発売を予定している。
また,ベッドテーブルとPC機能を一体化したコンセプト品も展示。ディスプレイ部分はタッチパネルで,タッチパネル機能を切り替えてテーブルとして使用する。製品化については未定。