東陽テクニカ,胸部X線骨組織透過テクノロジーなどの最新技術やマンモグラフィソリューションをPR
2012-7-18
東陽テクニカ ブースでは,新製品として胸部X線骨組織透過テクノロジー「ClearRead Bone Suppression」を披露した。これは胸部X線画像に画像処理を行い骨組織を透過させ,軟組織画像を作成することで,読影しやすくする技術。専用ワークステーションを導入することなくPACS環境下で利用できる。作成した画像も自動的にDICOMデータとして保存される。骨組織を透過した画像によって,肺結節の検出率も向上するという。
また,マンモグラフィ関連では,ビューワの「MammoRead」シリーズで,乳房トモシンセシスに対応したモジュール「MammoRead TOMO」が紹介された。データ量が大きいトモシンセシス画像の読影をストレスなく読影できる。MammoReadシリーズでは,このほかにも「MammoRead DataManager」もPRされた。増大するマンモグラフィ画像をNASの増設で容易に保存,管理することが可能。PACSトモ連携し,院内でのスムーズな運用を実現する。
このほか,同社ブースでは,画質の劣化を抑える「画像高品質圧縮ソフトウエア」やバルコのモニタ「Coronis Fusion 6MP」「Nio Coler 2MP」を出品。さらに,骨折治療・人工関節手術シミュレーションを行うための整形外科デジタルプランニングツール「OrthoPlanner Pro」を展示した。