Cook Japan（株）（以下「クック ジャパン」）は，クック メディカルPI（末梢血管インターベンション）事業部およびIR（インターベンショナル・ラジオロジー）事業部の全製品の販売元を，2014年4月1日付で継承することを発表した。これに伴い，クック社PI事業部，IR事業部の全製品をクック ジャパンから全国の販売代理店へ直接販売し医療機関および医師へ届ける直販体制に移行する。この変更は，より専門領域に特化したサポートを日本の販売代理店，医療機関，医師，患者さんに提供するためのものである。

クック ジャパン 代表取締役 矢込 和彦氏は次のように述べている。「このたびクックの日本における販売体制の拡充と製品需要の拡大に伴い，2事業部製品の販売体制を再編成することになりました。クックジャパンはより市場に近い立場で活動することにより，これからも医療機器業界での信頼構築にさらに尽力して参ります。また，これからも革新的なソリューションを提供することで日本の患者様に貢献していけることを確信しています。」

PI事業部は日本初の大腿-膝窩動脈領域におけるPAD（末梢動脈疾患）の血管内治療用デバイス「Zilver®（ジルバー）PTX® 薬剤溶出型末梢血管用ステント」をはじめとして患者数が増加している末梢血管系の低侵襲治療用の機器等の製品を幅広く販売している。IR事業部は「Zilver635®経皮的胆管用ステント」をはじめ，非血管系の低侵襲治療・診断製品，中心静脈アクセス(「Vital-Port® Vascular Access System」）等を販売している。