東芝メディカルシステムズ,韓国現地法人を設立
2013-3-4
東芝メディカルシステムズ(株)は,韓国法人 TI Medical Systems社(本社:韓国 ソウル 社長: Charles Ju)の株式をINFINITT Healthcare社から取得し,100%同社子会社として韓国現地法人を設立し,2013年4月より営業開始する。
TI Medical Systems社は,2009年に同社と韓国における有力PACSメーカーであるINFINITT Healthcare社(本社:韓国 ソウル 社長:Yong-Eum Ban)の出資(出資率:同社30% INFINITT Healthcare70%)により設立され,同社の代理店として韓国国内の販売・サービスを行ってきた。世界で唯一の160mmエリアディテクター搭載のAquilion ONE™を現地主要医療機関へ12台納入するなど最先端医療機器の納入実績を築いている。
今回の現地法人化により同国市場への取り組みをさらに強化し,販売好調なCTに加え,MRI,超音波診断装置,X線診断装置など高付加価値製品の投入により確実にシェアを伸ばしていく。
韓国の医療機器市場は今後平均成長率が10%と,世界成長率(9.6%)を上回る伸長が予測されており,BRICsに続くNext Elevenとして重要性を増していくと考えられる(Espicom Medical Market Forecasts to 2016をもとに同社で算出)。今後諸先進国と同様に高齢化社会を迎えると予測され,高度医療診断の需要増加による市場の成長が期待される。
●新会社概要
所在地:韓国 ソウル
社長:Mr. Charles Ju
事業内容:医療機器の販売およびサービス
名称:Toshiba Medical Systems Korea Co., Ltd(予定)
従業員数:69名
●問い合わせ先
東芝メディカルシステムズ(株)
広報室
TEL 0287-26-5100
http://www.toshiba-medical.co.jp