コニカミノルタヘルスケア（株）は，国内4ヶ所の業務センターを博多駅東（福岡市博多区）に移転統合した。

医療機関の急速なデジタル化に伴い，レントゲンなどの画像診断に関する商品販売の分野においても，X線フィルムを中心としたものから，画像診断装置や ITサービスを中心としたものへとシフトしている。コニカミノルタは，このような状況に対応し，顧客との接点となる受注・保守契約・問い合わせといった業務の運用管理，情報管理の一元化により，顧客対応の品質向上を実現すると共に，物流の一本化による在庫の低減と効率化を図るべく，国内4カ所の業務センターを1カ所に統合した。
また，移転先に関しては，交通の利便性，環境配慮都市であること，優秀な人材を確保できること，震災の影響が少ない事を考慮し，福岡市に選定した。福岡市が積極的に移転企業を誘致しており，各種の支援制度を含め，行政のバックアップが得られたことも大きな理由としている。

●新業務センターの概要

新所在地：福岡県福岡市博多区博多駅東 3-13-21 エフビル3Ｆ
移転日：2012年10月15日
主な業務内容：消耗品などの受注および発送，顧客保守契約の管理，顧客問い合わせ窓口