ウィーメックス,コンパクトで持ち運び可能なリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH TV Pro 300」を日本で新発売
医療現場の多様なニーズに応え製品ラインアップを拡充

2024-6-27

遠隔診療

PHC(メディコム,ウィーメックス)


「Teladoc HEALTH TV Pro 300」製品画像

「Teladoc HEALTH TV Pro 300」製品画像

PHCホールディングス(株)傘下のウィーメックス(株)は,医療現場の多様なニーズに応える,コンパクトで持ち運び可能なリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH TV Pro 300(以下,TV Pro 300)」(※1)を2024年6月18日より発売する。「TV Pro 300」は「Teladoc HEALTH」シリーズの新機種で,持ち運べるコンパクトさと高性能なカメラを兼ね備え,「医療MaaS(※2)車両への搭載」や「訪問診療」「手術支援」など,シーンを選ばずオールマイティに活用できる新製品。なお,本商品は米国Teladoc Health, Inc.が開発・製造しており,先駆けて米国で販売が開始されていたが,日本国内での発売は今回が初めてとなる。

「TV Pro 300」の日本での発売を記念して,期間限定で初期費用(デバイス費)を特別価格で提供する。詳しくは,以下の特設サイトを確認。

「TV Pro 300」 発売記念特別価格キャンペーン
・対象期間 :2024年6月18日(火)~2024年9月30日(月)
・内容   :デバイス費 メーカー希望小売価格250万円(税抜)のところ69万円(税抜)で提供 ※5年契約の場合
       その他,条件詳細は特設サイトを確認。
・特設サイト:https://www.phchd.com/jp/bx/telehealth/services/teladoc-health-tvpro300/sale_lp
      (キャンペーン終了後,本サイトはクローズされる)

#リアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」について

ウィーメックスでは,2021年12月より,「あらゆる現場で,いつでも簡単につながる安心を~チーム医療をサポートする,リアルタイム操作可能な遠隔医療システム」をコンセプトとした「Teladoc HEALTH」を日本国内で初めて提供を開始した。(※3)「Teladoc HEALTH」は,専門医が不足する施設や医師一人では対応が難しい状況等において,遠隔地から医師(専門医や指導医)をつなぐことで,患者の容体を短時間で把握し,適切な医療提供や専門外症例へのコンサルティングを可能にする。

高倍率・高解像度のカメラを遠隔地の医師主導で操作できる上,周辺機器との接続により簡単に映像や音声を共有しながら,遠隔地にいる医師が現場に立ち会っているかのような感覚を再現する本システムは,発売以来,医療従事者から好評の声を得ていた。

今回発売の「TV Pro 300」は,「Teladoc HEALTH」シリーズ最高性能のカメラ「70倍相当ズーム」かつナイトビジョン対応で,コンパクトで持ち運びができ(本体重量約3.5kg),壁や車体などに取り付けられるため様々な医療現場で活用が可能。「Teladoc HEALTH」シリーズはこれまで4機種を揃えていたが,「TV Pro 300」の発売に伴い,今後は5機種でのラインアップで展開していく。

リアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」のラインナップ

 

※リアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」のラインナップ。本製品には医療機器に該当する機能は含まれていない。

#「TV Pro 300」製品概要
最新鋭のカメラを搭載
3つの特長を持った,使用シーンを選ばず使えるオールマイティモデル。

「TV Pro 300」製品概要

 

「TV Pro 300」のユースケース例として,医療機器を搭載した車で看護師が患者宅を訪れ,医療機関にいる医師が遠隔診療を行う「医療MaaS車両への搭載」や,夜間の緊急オペや専門的症例が発生した際,若手医師の執刀を遠隔地の熟練医師が支援する「手術支援」等,様々なケースでの利用が考えられる。

「TV Pro 300」のユースケース例

 

「TV Pro 300」をトライアルで利用している,日本海総合病院 事務局長兼病院改革推進室長 池田恒弥氏と聖マリアンナ医科大学病院 副院長・救命救急センターセンター長 藤谷茂樹氏は本製品について,次のように述べている。

■日本海総合病院 事務局長兼病院改革推進室長 池田恒弥氏
「TV Pro 300」は,従来の商品と比べて非常にコンパクトかつ軽量であるため,医療MaaS車両など限られたスペースに設置しやすく,とても期待しています。また,高画質のカメラを遠隔地の医師が操作でき,医師が診たい部分を確認できる点も良い印象を持っています。先日導入した医療MaaS車両には,ポータブルエコーなどの医療機器を搭載する予定であり,「TV Pro 300」も搭載して実証実験を行い,画質や音質,情報連携のスムーズさなどを詳しく検証したいと考えています。

■聖マリアンナ医科大学病院
副院長・救命救急センターセンター長 藤谷茂樹氏
従来のカートタイプのリアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH」も高倍率・高解像度のカメラにより,遠隔操作により非常にクリアな映像が見られ,遠隔の医師と一緒に現場に立ち会っているかのような感覚で医療サポートを可能でしたが,さらに,今回の「TV Pro 300」はコンパクトで,持ち運びも可能であり ,緊急時や医師一人では対応が難しい状況,専門医が不足する施設や在宅診療における活用など,様々な医療現場での貢献が期待できると思います。今後の医療提供の場が広がることで,日本国内でも遠隔医療システムの導入が一気に広がっていくきっかけになることを期待します。

(※1) リアルタイム遠隔医療システム「Teladoc HEALTH TV Pro 300」製品紹介サイト
https://www.phchd.com/jp/bx/telehealth/services/teladoc-health-tvpro300
(※2)医療MaaS:高齢者の通院負担や医師の移動負担を解決するため,医療とモビリティ,ICTを組み合わせた取り組み
(※3)2021年12月9日プレスリリース:PHCによるTeladoc Healthとの提携を通じた,遠隔医療システムの発売についてー国内医療機関の体制強化を支援
https://www.phchd.com/jp/phc/news/2021/1209

 

●問い合わせ先
ウィーメックス(株) 
E-mail:tky-mc_pr_alignment@ml.wemex.com

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