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ジンマー・バイオメット合同会社は2023年5月11日（木）より開催される第96回日本整形外科学会学術総会にて，日本の医療機関向けに新しいプログラムを発表する。これにより，人工関節手術に備える患者および人工関節手術から回復する患者は，Apple WatchとiPhoneによるmymobility® プログラムを利用できるようになる^*1。
プログラムに参加する患者は，ジンマー バイオメットが提供する患者サポート用iPhoneアプリケーションであるmymobility®  ^*2を通じて，Apple Watchと患者保有のiPhoneから得られる歩行に関するヘルスケアデータを医療従事者と共有できる。mymobility® によって，患者と医師の間でより継続的でシームレスな情報のやり取りが実現し，患者と医師は術後の回復について，より有意義な会話ができ，自信を持って術後の回復に取り組めるようになることが期待される。本プログラムに必要なApple Watchは，ジンマー バイオメットから医療機関に提供される。

ジンマー バイオメットは，「世界中の人々の痛みを緩和し，クオリティ・オブ・ライフの向上を目指す」という同社のミッションに従い，今後も様々なソリューションを提案していく。

^{*1 患者サポート用iPhoneアプリケーションmymobility® の契約施設でこのアプリケーションを使用している患者のみ。
*2 mymobility® はプログラム医療機器ではない。対応するスマートフォンモデルおよびシステム要件については，同社まで問い合わせ。}

■mymobility® について

患者サポート用のiPhoneアプリケーションであるmymobility® は，主に人工関節手術を受ける患者に，手術の準備や手術後の回復のために必要な情報を提供する。患者はこのアプリケーションを通じて，入院前から退院後まで医療従事者とつながり続けられることで手術前後の不安を和らげ，サポートの役割を果たすと期待されている。
医療従事者にとっては，日常的に患者と情報を共有し，書面による患者主導の臨床評価アンケートを自動的に実施できるようになるため，業務効率が向上すると期待されている。
このアプリケーションは，iPhoneとApple Watchで得られるヘルスケアデータを医療従事者と共有する機能や，エクササイズビデオを配信する機能を通じて，患者の手術前の準備と手術後の回復をサポートする。

mymobility® の詳細については，以下のリンクを参照。
https://www.zimmerbiomet.co.jp/catalog/dl/PE-M-1

*ジンマー バイオメットのmymobility® は，2022 Healthcare Asia Medtech Awardsで「ケア管理イニシアチブ・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。

mymobility 画面イメージ

＜主な機能＞

- 教育タスク：
手術前の準備と手術後の回復をサポートする情報を，必要な時に確認できる。

- 毎日の歩行目標：
mymobility® を使い始めた日から，手術前と手術後の歩行速度の違いを比較できる。この機能は，iPhone 8以降およびiOS 14以降で手術後機能として表示される（2023年4月現在）。
*iPhoneで収集されたヘルスケアデータの一部が医療従事者と共有される。どの情報を医療従事者と共有するかは，患者がコントロールすることができる。

- 臨床評価のためのアンケート：
痛みや日常生活に関するアンケートが配信される。アンケート結果は医療従事者に共有され，更なるサポートに活かされる。

- エクササイズ：
医師が監修したエクササイズが紹介される。
ナレーション付き動画は，指導者のいない自宅でのエクササイズに特に役立つ。