ブレインラボ,リング型の可搬式術中2D/3Dイメージング装置「Loop-X®」販売開始
2023-4-6
ブレインラボ(株)は,ロボティック制御を採用した,リング型の可搬式術中2D/3Dイメージング装置Loop-X®の販売を2023年4月1日より開始した。
ブレインラボ社のLoop-X®は,脊椎手術と定位脳手術のために開発された,2Dおよび3Dイメージ装置の役割を兼ね備えた新世代リング型ロボティックコーンビームCT装置。
X線管と検出器が,大口径ガントリの同心円上で互いに独立して360度可動する構造により,広いフリースペースを確保しながら,多様な2D撮影と正確な3D画像の構築が可能である。
独自の技術として,X線管と検出器が非アイソセントリックに軌道することで,撮影視野の自由度が向上し,装置や患者を移動させることなく,関心領域に合わせて撮影領域を移動することができる。
【新しい運用形態の提案】
- 装置本体のロボティックムーブメント(=装置全体の移動・レイアウト設定)
- 非アイソセントリック撮像(仕様による撮影範囲の制限あり)
- 専用タブレットにより,システム全ての操作と画像確認が可能
- 同社製手術用ナビゲーションとのシームレスな連動
- 手術支援ロボットアーム「Cirq®ロボットアームシステム」との連動機能
- コーンビームCTとしては最大クラスの3Dボリュームデータ構築を実現
- 軽量な本体
- 大口径ガントリ
- 大型デジタルフラットパネル採用
- 定位脳手術用ワークフロー搭載
*スペック詳細については,別途問い合わせ。
販売名:Loop-Xモバイルイメージングシステム(医療機器承認番号:30400BZX00137000)
●問い合わせ先
ブレインラボ(株)
https://www.brainlab.com/ja/