オムロン ヘルスケア（株）（以下同社）は，減量目標の達成に必要な1日の目標活動カロリーの進捗がひと目でわかる通信機能付き活動量計「オムロン 活動量計 HJA-331T」（以下HJA-331T）を2022年9月21日に発売する。同社のスマートフォン健康管理アプリ「OMRON connect（以下，オムロンコネクト）」を使って毎日の測定データをかんたんに管理できる。

令和3年にスポーツ庁が実施した「体力・スポーツに関する世論調査」^*1 によると全体の約30％の人が運動を週3日以上実施しており，1年間におこなった運動・スポーツは「ウォーキング」が約65%と最も高い種目であった。また，運動を実施した目的の第1位は「健康のため」が約76%，第2位の「体力増進・維持のため」が約52%で，半数以上の人が健康維持・増進を目的としている。
^{*1「スポーツの実施状況等に関する世論調査」（令和4年2月25日発表）}

今回発売するHJA-331Tは，歩数や早歩き歩数，総消費カロリー，脂肪燃焼量などの6つのデータを測定できる通信機能付き活動量計。4週間で減らしたい体重を設定すると，減量に必要な1日分の目標活動カロリーを自動で算出する。また，1日分の目標活動カロリーを達成すると，達成したことを知らせるバンザイマークが画面に表示され，運動へのモチベーションを高める。測定データはBluetooth通信でオムロンコネクトに転送して日，週，月，年別にグラフで確認できる。さらに，同社の通信機能付き健康機器（血圧計，体重体組成計，体温計など）で測定したバイタルデータと合わせてアプリ上で一括管理が可能。

図1　オムロンコネクトの各項目表示画面

図2　月別活動カロリーグラフ

今回から活動量計のパッケージを透明のプラスチック製から，環境に配慮した紙製に変更し，プラスチックの使用をゼロにした。さらに，紙製パッケージの採用により，輸送時の梱包サイズを従来に比べて約50％ ^*2 に小型化した。これにより物流効率を向上させ，輸送時の温室効果ガスの排出量削減にも貢献していく。

^{*2 活動量計HJA-405Tとの比較}

主な特長

1. 1日の目標活動カロリーの達成に必要な早歩きの時間を表示
本体に4週間で減らしたい体重を設定すると，減量を達成するために必要な1日の目標活動カロリーを自動で算出する。さらに，その目標活動カロリーを早歩きで達成する時に必要な運動時間を表示する。

2. 1日の目標活動カロリーの達成状況がひと目でわかる
1日の目標活動カロリーの達成状況を本体画面のインジゲータで表示する。また，目標活動カロリーを100％達成するとバンザイマーク，150％達成したら♪マークが表示されるので，運動継続のモチベーションアップにつながる。

図3　活動カロリー/脂肪燃焼量表示画面

3．「オムロンコネクト」で血圧や体重などの測定データと一括管理が可能
オムロンコネクトでは活動量計で測定したデータ以外に血圧計，体重体組成計，体温計など同社の通信機能付き健康機器で測定したデータも合わせて一括管理できる。他のバイタルデータと合わせて管理することで，自分の健康状態を詳しく確認できるので日々の健康管理に役立つ。また，オムロンコネクトに体重体組成計を登録している場合，活動量計にあらかじめ設定してある減量目標に到達すると，アプリ画面に新たな減量目標の再設定を促すダイアログボックスを表示する。これにより継続的な減量と運動をサポートする。

■商品ページURL
https://www.healthcare.omron.co.jp/product/hja/hja-331t.html

■販売目標：HJA-331T 12,400台（発売後1年間）