NTTドコモ,新しい“地域医療DXモデル”の構築に向けてヤマト運輸,和気町が実施する実証実験に参画
~持続的な社会実装をめざし,オンライン診療・服薬指導,ドローン飛行をサポート~

2021-12-7

医療DX

NTTドコモ

メドレー


(株)NTTドコモ(以下,ドコモ)は,ヤマト運輸(株)(以下,ヤマト運輸)と岡山県和気町が 2021年12月6日(月)から実施する,持続的な医薬品輸送ネットワークの構築に向け,地域の医療機関が必要としている医療商材や個人宅までの処方薬などの輸送における無人航空機(ドローン)の経済的実現性を検証する実証実験※1(以下,本実験)に参画する。

ドコモは,地域医療における課題解決のため,オンライン診療,オンライン服薬指導およびドローンによる医薬品配送の連携による新しい地域医療のDXモデル確立・推進をめざしており,その取り組みの一環として 今回,本実験に参画する。

本実験においてドコモは,オンライン診療・服薬指導サービスの活用支援およびドローン運行支援を行う。

オンライン診療・服薬指導サービスの活用支援では,本実験で使用される(株)メドレーのオンライン診療・服薬指導アプリ「CLINICS®」※2を利用者が円滑に利用できるように,現地でタブレット端末の操作などに関する支援を行う。そのほか,医療機関へのパソコンの提供および利用者へのタブレット端末およびSIMの提供を行う。ドローン運行支援では,「LTE上空利用プラン」のSIMをドローン本体に搭載し,本実験の飛行 ルートに対してシミュレーションや実測をした上でネットワーク品質や強度などの安全性を確認する。 また,2022年2月以降に実施予定の第2フェーズにおいて,利用者宅などへ処方薬を輸送するドローン向けに,ドローンポートを使用しない自動着陸AI技術※3の検証も予定している。

<本実験のスキームにおけるドコモの役割>

本実験のスキームにおけるドコモの役割

 

今後もドコモは,ヤマト運輸やさまざまなパートナーのと連携し,新しい地域医療モデルの確立と 持続的な社会実装に向けて取り組んでいく。

※1 実証実験の概要については,以下のヤマト運輸の報道発表を参照。
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2021/newsrelease_20211125_1.html
https://www.yamato-hd.co.jp/news/2021/newsrelease_20211206_2.html
※2 (株)メドレーが提供するオンライン診療・服薬指導アプリ。
※3 本技術はドローンポートを使用せず,エッジAI技術による一般住宅エリアでの適切かつ安全な着陸を目標としている。

* 「CLINICS」は,(株)メドレーの登録商標。

 

●問い合わせ先
(株)NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/

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