フィリップス,「スポーツヘルス戦略2.0」を発表 地域の健康促進をスポーツ&ヘルステックで実現
第一弾としてJFAと連携,スポーツヘルスの新たな価値創造を目指す

2021-1-21

フィリップス・ジャパン


フィリップス,「スポーツヘルス戦略2.0」を発表

(株)フィリップス・ジャパン(以下 フィリップス)は,1月21日に開催された「2021事業戦略/新製品発表会」の中で,2020年より注力している「スポーツヘルス」領域における2021年度の戦略発表を行った。また特別ゲストとして,公益財団法人日本サッカー協会(以下JFA)会長の田嶋幸三氏を招き,「スポーツヘルス:JFAと2020年に激変した常識。これからの新常識を考える」をテーマに,両者連携によるサッカー/スポーツを通じた健康向上などについてトークセッションを実施した。田嶋会長は「JヴィレッジやJFAメディカルセンター(福島県)における選手の健康促進施策検討を皮切りに,JFA夢フィールド(千葉県)など各拠点と連携(データ等)をし,選手や指導者,サッカーファミリーの健康に資する施策を全国各地に展開していきたい。またフィリップスとの連携に期待したい。」とコメントした。

フィリップスはスポーツヘルス領域において,これまで,各スポーツ選手/スポーツチームへの製品提供等を行ってきたが,今後は,長期的かつ戦略的な提携の下,様々なスポーツヘルス・ソリューションを展開していきたいと考えている。第一弾として2020年12月22日,JFAとフィリップスは「ヘルステックパートナーシップ協定」および「JYDテクニカルパートナー契約」を締結した。本契約の下,スポンサーに留まらない真のビジネスパートナーとして,選手のパフォーマンス,サッカーファミリー,各地域住民の健康促進に資する施策を展開する。
フィリップスは,ヘルステックカンパニーとして,スポーツを起点とした全国各地域への貢献に向け,今後もこの領域に注力していく。

●背景

JFAは,選手のパフォーマンス向上やけが予防はもちろん,育成年代の発育やけが予防,女性アスリートのヘルスケア,シニア世代の健康づくりといった医科学的な研究なども行いながら,日本サッカーの水準向上と人々の心身の健全な発達,社会の発展に資する研究もこれまで以上に積極的に推し進めていくとしている。
フィリップスは2020年より注力している「スポーツヘルス」領域において,デジタル/オンライン/モビリティ等の最新テクノロジーを活用した各種ソリューションを,プロスポーツ選手/団体/チーム等,全国各地で展開している。
両者がビジネスパートナーとしてタッグを組むことにより,スポーツヘルスの新たな価値創造が可能になる。

・協定で目指す方向性
協定で目指す方向性グラスルーツをはじめ,トップクラスのパフォーマンス向上/けが防止等に資するヘルスケア施策の実施を皮切りに,将来的には地域の健康促進に貢献する施策を展開する。

協定で目指す方向性

 

・アカデミー選手への口腔ケア施策
JFAアカデミー福島を対象とした口腔ケアの重要性に関する啓蒙/環境づくり,口腔ケア製品/管理ツールの導入,データ/エビデンス等に基づく指導方法の確立,他領域/地域への拡大

・パフォーマンス向上に向けた睡眠施策
指導者への睡眠の重要性と睡眠の可視化に関する啓蒙,各選手へのコーチングにおけるパフォーマンス向上に向けた新しいコミュニケーション/行動変容の創出,各領域/地域への拡大

・“健康データ“の確立と活用検討
JFAアカデミー福島の選手をはじめ,シンクタンク(データ集積拠点)におけるトレセン招集選手等の健康データ一元化,および各種データを交えた有効施策の検討(共同研究含む)

・地域住民への健康促進施策
JFAアカデミー福島をはじめ,JFAメディカルセンターとの連携による周辺地域へのシニア層も含めた住民健康促進活動の検討,および他地域への拡大

・安心・安全なスタジアムの実現
JFAアカデミー福島/Jビレッジ等の周辺施設を対象とした,フィールド内外における最新ソリューション(AED/ポータブル超音波装置/マスク等)を活用した安心安全なスタジアムの検討

 

●問い合わせ先
(株)フィリップス・ジャパン
ブランドコミュニケーション部
TEL 03-3740-5896
www.philips.co.jp/healthcare

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