順天堂大学とMELTIN,ロボットニューロリハビリテーション機器を用いた脳卒中後上肢麻痺の治療効果研究について共同研究契約を締結

2020-12-16

介護


順天堂大学とMELTIN,ロボットニューロリハビリテーション機器を用いた脳卒中後上肢麻痺の治療効果研究について共同研究契約を締結

順天堂大学(大学院医学研究科リハビリテーション医学)とMELTIN((株)メルティンMMI)は,手指用ロボットニューロリハビリテーション装置の臨床効果検証を目的とした共同研究契約を締結した。

本共同研究は,上肢麻痺症状を呈する脳卒中慢性期患者を対象に,ロボット機器を用いたニューロリハビリテーションの臨床効果検証を目指すもの。
脳神経系組織の可塑性を応用して脳神経ネットワークの再構築を目指すニューロリハビリテーションは,脳卒中などの後遺症により運動機能障害を呈する患者の機能回復を目指す手法として注目されており,特に,重度麻痺者において手指運動意図を正確に読み取り運動補助を行うことのできるロボット機器の開発が切望されている。

本共同研究では,MELTINが開発中の上肢機能訓練用ロボットXMM-HR2を用い,脳卒中後片麻痺上肢に対するリハビリテーション治療の効果検証を目的とした特定臨床研究(臨床研究実施計画番号:jRCTs032200045)を実施しており,なるべく早期に患者の手指運動機能リハビリテーションの一助となることを目指している。

 

●問い合わせ先
順天堂大学
https://www.juntendo.ac.jp/

MELTIN((株)メルティンMMI)
https://www.meltin.jp

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