メディカルケアステーション(MCS)の栄養管理アプリが累計3,000人以上の医療介護従事者ユーザー登録突破
フレイル予防を実現したユーザー医師インタビュー記事も公開
2020-10-22
医療介護連携SNS「メディカルケアステーション(以下,MCS)」を運営するエンブレース(株)が今年6月にリリースした,MCS上で展開する「栄養管理アプリ」が,3,400人の利用可能ユーザー(医療介護従事者)登録を突破した。
現在の日本は高齢患者の低栄養が課題となっており,特に在宅医療患者の約7割は低栄養状態というデータもある。低栄養になると,体重の減少や筋肉量・筋力の低下,気力・認知機能の低下,免疫力の低下,骨密度の低下などが起こり,高齢患者の治療の効果が出にくい,明確な疾患がないのに体調がすぐれない原因になる。またフレイル(加齢とともに心身の活力が低下すること)との関連が強く,フレイルの進行を予防するためにも,低栄養の早期発見と対応が重要である。
このような課題を解決するため,エンブレースは,高齢患者の栄養状態を早期に発見し,必要に応じて栄養介入を実現するMCS上の新機能「栄養管理アプリ」を,今年6月より提供してきた。
提供開始時より好評を得ていたが,今回,医療介護従事者の利用可能登録ユーザーが3,400名を超え,300施設以上の多くの多職種に利用されるアプリに成長している。
●栄養管理アプリ 紹介動画
https://drive.google.com/file/d/162P8V9H6ms-mmE_EUYERPGQ_4j9GuxS7/view
栄養管理アプリの活用によって,適切な栄養介入を実現した医師のインタビュー記事を公開
今後さらに多くの医療介護従事者に活用してもらうため,実際に栄養管理アプリを利用している東京・豊島区の医師・土屋淳郎氏(医療法人社団創成会 土屋医院 院長)に,「多職種連携×栄養管理アプリの可能性」についてインタビューした記事を「メディカルケアポスト」に公開した。
<土屋医師のインタビュー記事はこちら>
https://post.medicalcare-station.com/sponsored/2374/
<栄養管理アプリの特長>
栄養管理アプリは,MCS上で無料で利用できる追加機能。
栄養管理アプリでは低栄養の予防や栄養介入を早期に実現するため,患者の栄養状態を評価,スクリーニングを行う。栄養管理アプリの特長は主に3つである。
◆6つの質問に回答するだけ
簡易栄養評価表(MNA®- SF)に基づいた質問に回答することで,患者の栄養状態を3段階(14点満点)で評価する。
◆結果はメンバー間で共有
スクリーニング結果はMCSの患者グループ 医療・介護側タイムラインに表示されるため,栄養介入内容を患者グループのメンバー間で相談,共有することができる。
◆管理栄養士への相談導線を設置
低栄養の結果が出た場合など,必要に応じて管理栄養士へ問い合わせることができる。
※MCS上で問い合わせることはできない。
(公社)日本栄養士会 栄養ケア・ステーション一覧より,各栄養ケア・ステーションへ問い合わせ。
<栄養管理アプリの詳細はこちら>
https://www.medical-care.net/html/document/abt/nutrition.html
医療介護連携SNS「メディカルケアステーション(MCS)」について
MCSは,エンブレースが提供している非公開型 医療介護連携SNS。病院,クリニック,薬局,介護施設などで働く医療介護従事者の多職種連携や患者・家族とのコミュニケーションツールとして,全国12万人以上の医療介護従事者に利用されている。導入から運用までトータルでサポートしているので,安心して利用できる。
・MCSサービスサイト: https://www.medical-care.net
・活用事例のご紹介: https://post.medicalcare-station.com
●問い合わせ先
メディカルケアステーション(MCS)
https://www.medical-care.net/html/document/abt/nutrition.html