アドバンスト・メディア,医療向けAI音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice® iNote」がApple Watchに対応
新機能を実装した最新バージョン1.3.0の提供開始
2020-9-18
(株)アドバンスト・メディアは,医療従事者向けAI音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice iNote(アミボイス アイノート)」の最新バージョン1.3.0の提供を開始する。
「AmiVoice iNote」は,音声認識を活用した入力支援機能・院内SNS機能・業務量モニタリング機能を持つオンプレミス型のワークシェアリングサービス。今回,さらなる業務効率化・タイムリーな情報共有を実現する為,Apple Watchとの連携に対応し,モバイル端末でのバーコード読み取り機能・代行入力時の差戻し/訂正機能を実装した。
●主なバージョンアップ
1. Apple Watchとの連携に対応
個人ノート(メモ)やSNSの閲覧,音声入力による投稿・スタンプ送信をApple Watchから行えるようになった。
iPhoneを取り出す手間なく,移動中・処置中の記録も手軽に行える。また,電子カルテ等の診療システム端末やスマートフォンの操作に縛られる事なく,いつでもどこでも必要な記録をタイムリーに残せる。
※Apple Watch版アプリ利用中は,iPhoneとApple Watchが常時ペアリングしている必要がある。
2. 「AmiVoice iNote Client」がバーコード読み取りに対応
・ログインバーコード読み取り
職員証等のバーコードと,「AmiVoice iNote」のID/PASSを紐づけて登録する事で,バーコード読み取りによるログインが可能。ログインの簡易化だけでなく,なりすまし防止にも効果的。
・患者バーコード読み取り
患者リストバンド等のバーコードを読み取る事で,患者の選択・患者情報の閲覧ができる。患者選択中に入力した情報は紐づいて蓄積される。
特定の患者について登録した内容だけを絞り込んで表示できる為,患者情報の取り違え防止に貢献する。
※バーコード読み取り機能の利用には,電子カルテと「AmiVoice iNote Client」の連携が必要。
3. 代行入力機能に差戻し/訂正機能を追加
「AmiVoice iNote Client」と「AmiVoice iNote Keeper」間で,登録内容の差戻し/訂正のやり取りが可能になった。「AmiVoice iNote Client」から登録された情報が不十分・不鮮明な際に,代行入力者は理由を付加して差戻し,記録者に訂正を依頼する事ができる。
両社とも任意のタイミングで対応可能な為,ストレスフリーなコミュニケーションのもと,より正確な情報の記録を実現する
【AmiVoice iNote,概要】
モバイル端末から音声入力した情報を,オンプレミスサーバー経由で各診療部署や管理部門,代行入力者等と素早く簡単に連携できるワークシェアリングサービス。
音声認識によっていつでもどこでも手軽に記録を作成し,保存する事ができる。データはチャット形式で時系列順に保存され,パソコンの専用ソフトウェアからカルテシステム等に転送可能。また,各ユーザーの使用状況をグラフ化し,人材配置の最適化等,行動分析に活用できる。
・製品ページ:https://medical.amivoice.com/iNote/
「AmiVoice iNote」は,社会医療法人石川記念会HITO病院(以下,HITO病院)の協力のもと開発を行い,2018年11月に提供を開始した。HITO病院では,これまでにリハビリテーション科で「AmiVoice iNote」を運用し,カルテ入力時間約70%削減,患者介入時間平均9時間/日の増加を達成している。
アドバンスト・メディアでは,今後も音声認識を活用し,医療現場の業務効率化に貢献する製品開発やサービス提供に積極的に取り組んでいく。
●問い合わせ先
(株)アドバンスト・メディア
医療事業部
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