きりんカルテ,日医標準レセプトソフト『日レセクラウド』を全面採用
〜日本医師会ORCA管理機構とクラウド電子カルテ・レセコンの普及を促進する事業者として足並みをそろえて事業展開〜

2019-6-27

医療情報システム(電子カルテ)

クラウド


きりんカルテシステム(株)は,これまでORCA連携する独自開発したレセプトソフト(以下きりん独自レセコン)を電子カルテ一体型として提供してきたが,今回,日本医師会ORCA管理機構(株)が提供するクラウド版の日医標準レセプトソフト『日レセクラウド』を全面採用することとした。

●日レセクラウド採用の背景

きりんカルテは,完全無料のクラウド電子カルテ『カルテZERO』を2016年12月より提供している。多くの医療機関,先生方に支持され,導入数はORCAと連携する電子カルテとしてオンプレミス型,クラウド型を問わず導入数No.1(※1)となるまでに成長している。これまで導入した医療機関の多くは,医療機関からの直接の問い合わせを契機とし,導入支援からサポートまで弊社が一貫して行ってきた。

そうしたなか,今後の更なる普及を考えた場合,全国でORCAの導入支援をする日医総研日医IT認定サポート事業所(以下認定サポート事業所)各社とより協調できる体制を構築すべきであると判断した。また,きりん独自レセコンの保守等にかかる負担を減らし,電子カルテの開発・運営に集中できるようにすることで,今まで以上により使いやすい電子カルテを追求していくこととした。

そのためには,認定サポート事業所各社がサポートしやすい,かつORCA管理機構としても普及促進を図る日レセクラウドが連携するレセコンとして最適であると判断し,今回の採用にいたった。認定サポート事業所各社とは,きりんカルテがこれまで数百件の導入で培ったオンラインでのサポート支援ノウハウを提供しながら,強固な連携体制を築きたいと考えている。またORCA管理機構ともクラウド電子カルテ・レセコンの普及を促進する事業者として足並みをそろえて事業展開をしていけると確信している。

●サービスの変更内容

これまでのきりん独自レセコンから日レセクラウドへ変更するが,電子カルテとレセコンは引き続きシームレスに連携し,電子カルテもレセコンも引き続きクラウドのみで運用することが可能。なお,今回の変更に伴い,サービス名を『カルテZERO』から『きりんカルテ』へ変更する。『きりんカルテ』の新規申込みは7月以降随時受け付ける。

●料金について

これまでは電子カルテ,レセコンの利用料およびサポートを含めた保守料もすべて完全無料で提供してきた。今後,電子カルテは引き続き無料で利用できるが,日レセクラウドの利用料および連携にかかる費用,認定サポート事業所に対する保守・サポート料が発生する。引き続き圧倒的安価に電子カルテ・レセコンを提供することには変わりなく,通常レセコンだけを利用する場合にかかる費用と同等の利用料・保守料で電子カルテも利用できる。認定サポート事業所各社が高い水準のサポートを提供することで,今まで以上に安心してきりんカルテを利用できる。

きりんカルテは引き続き,電子カルテがさらに普及し,医療におけるクラウドサービス利用が当たり前となるよう推進していくことで,社会のより良い医療体験づくりに貢献していく。

■日本医師会ORCA管理機構(株)代表取締役社長 上野 智明氏のコメント
「ORCA管理機構として,日レセクラウドの普及にはクラウド電子カルテとのシームレスな連携が必須であると考えています。この度の日レセクラウド完全採用という貴社のご英断は,クラウド普及の契機となると大変歓迎しています。」

※1 2018年第2回ORCAカンファレンス資料及び同社導入実績より推計(2018年8月1日~2019年1月15日実績)

 

●問い合わせ先
きりんカルテシステム(株)
https://xirapha.jp/

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