カナミックネットワーク,総務省「IoTサービス創出支援事業」に係る成果報告を実施
2018-5-10
(株)カナミックネットワークは,総務省が実施する「IoTサービス創出支援事業」に取り組んできた。
今回,総務省で実施された「スマートIoT推進フォーラム 研究開発・社会実証プロジェクト部会 身近なIoTプロジェクト 第7回会合(平成28年度補正予算事業成果報告会)」にて,同事業の成果報告を実施した。
■事業の報告内容
総務省が実施する「IoTサービス創出支援事業」の一環として,介護施設における医療・介護センサデータを効果的に活用することで,介護のサービス向上及び業務効率を高めるモデルを実証する事業となる。
(1)サービスモデル:利用者の日々の生活で蓄積される多様なセンサデータを活用して利用者ひとり一人に相応しい質の高い介護のサービスモデルを実現する。
(2)業務モデル:介護スタッフの活動や利用者の生活で日々蓄積されるセンサデータを活用して介護スタッフの負担が軽減する業務モデルを実現する。
※ 詳細については,下記の身近なIoTプロジェクトを参照。
https://www.midika-iot.jp/project/367/
■その他
(1)IoTサービス創出支援事業とは
情報通信審議会の「IoT/ビッグデータ時代に向けた新たな情報通信政策の在り方について 第二次中間答申」(平成28年7月7日)において提言された,データ利活用を促進するモデルを構築するとともに,必要なルールの明確化等を行うことを目的とした事業。
具体的には,地方公共団体,大学,ユーザー企業等から成る地域の主体が,生活に身近な分野におけるIoTサービスの実証事業に取り組み,克服すべき課題を特定し,その解決に資するリファレンス(参照)モデルを構築するとともに,データ利活用の促進等に必要なルールの明確化等を行うものである。
(2)カナミッククラウドサービスとは
超高齢社会に求められる「地域包括ケアシステム」の実現に寄与するために,地方自治体や医師会及び介護サービス事業者向けの多職種間連携を可能にする地域連携型クラウドサービス。多職種他法人間の連携を目的とした情報共有システムと,介護事業者向けの業務システムをラインナップとしている。
●問い合わせ先
(株)カナミックネットワーク
https://www.kanamic.net/