NTTドコモ,「おくすり手帳Link」が倉敷中央病院とシステム連携を開始
〜病院で初めての連携,アプリへのお薬自動登録と会計完了通知による待ち時間対策を実現〜
2018-4-20
公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院(以下,倉敷中央病院)と(株)NTTドコモ(以下,ドコモ)は,2018年4月23日(月)から倉敷中央病院の院内システムとドコモの「おくすり手帳Link」との連携を開始する。
ドコモの電子お薬手帳「おくすり手帳Link」アプリは,薬局で発行される調剤明細書などに印字された電子お薬手帳用のQRコードを読み取るなどして,スマートフォンに取り込み,服薬状況のチェック機能や飲み忘れ防止アラームなどによる服薬管理,また,体調変化の記録など服薬情報を自身で管理することができる。
今回の連携では,倉敷中央病院の院内で使用した注射薬や調剤されたお薬情報を「おくすり手帳Link」とシステム間連携し,自動的にアプリに反映させることで,確実な服薬管理を実現するとともに,倉敷中央病院内での会計や調剤完了待ちによる待合場での拘束時間を解消するために,会計完了および調剤完了をアプリに通知し,会計など完了までの待ち時間を有効活用できるようになる。
厚生労働省の調査では外来患者の満足度は,「医師による診療・治療内容」「医師との対話」などは「満足」が5割を超えているが,「診察までの待ち時間」は「満足」が3割弱となっており,本取り組みが満足度の改善に寄与できるものと考えている。(出典:厚生労働省による平成26年受療行動調査)
倉敷中央病院,ドコモは今後も「おくすり手帳Link」アプリを活用した服薬情報の一元管理を推進するとともに,インフルエンザや花粉症など季節性疾患に関する予防情報のアプリ配信などを通じて,健康管理への意識向上に取り組んでいく。
●問い合わせ先
(株)NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/