ワコム,書き心地を向上した大画面24型液晶ペンタブレット2機種発売
〜医療現場向け電子カルテから電子文書まで,素早く自在な手書きペン入力が可能〜
2018-1-18
DTK-2451 / DTH-2452
ワコムは,現在多くの医療機関に導入されている液晶ペンタブレットDTK-2241,DTH-2242の後継機種として,さらに大きく見やすい24インチ大画面と,より素早く細かな手書き描写が可能な 2048段階の筆圧感知機能を搭載したDTK-2451(デジタルペンのみ対応)とDTH-2452(デジタルペンとタッチに対応)を2018年1月末から販売開始する。
●医療現場の現状
医療現場では,高齢化社会への対応,包括的な地域医療システムの推進,医療ミスの削減,事務スタッフの業務効率化など様々な課題に応えるため,電子カルテを中心とした医療情報システムが見直されている。紙のカルテを電子化する意義は大きい一方,診療記録や患者の症状,手術記録などを, 迅速に分りやすく記入するためには,患部のスケッチを織り交ぜたり,必要な部分を手書きでマーキングしたり,文字にしにくい内容を図示するなど,電子カルテにおいても紙のカルテと同様の使用感や効率性を確保することが重要。こうした中,常に「紙とペンに近い書き心地」を追求してきたワコムの液晶ペンタブレットは,電子カルテを有効に活用するための入力・表示機器として幅広く支持されている。
●電子カルテのメリットを引き出すワコムの液晶ペンタブレット
今回発売の2機種は,フルHD(解像度1920 x 1080)の24型液晶を採用することで,より大きく見やすい表示エリアを確保しながらも細かい書き込みにも対応し,医療現場での電子カルテのほか様々な電子文書の添削等にも最適な液晶ペンタブレット。さらに,頻繁に使用する機能を割り当てることができる4つのファンクションキーを搭載し,利便性を高めている。
電子カルテは1999年,当時の厚生省による「診療録等の電子媒体による保存について」の通知で認められて以来,ベッド数で400床を超える大病院がリードする形で普及が進んできた。また,現在,中規模病院(同100以上400床未満)でも普及の加速が期待されており,新機種への置き換えを含め,着実な需要が見込まれている。
さらに,同機種の液晶ペンタブレットは,医療機関以外でも,全国の警察や消防など緊急連絡を受理して現場へ指令を出す「通信指令センター」においても,迅速な情報伝達のために広く導入されており,こうした用途での新規および置き換え需要にも応えていく。
【DTK-2451/DTH-2452製品ページ】
https://tablet.wacom.co.jp/medical/products/dtk2451/index.html
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