京都プロメド,医療機器メーカー,研究機関,製薬会社などに向け,評価試験をサポートする「画像評価判定」サービスを9月20日(水)より開始
〜専門医と大学に匹敵する読影センターが,診断支援システムや治療薬・治療法の製品化・承認に必要な性能試験をサポート〜
2017-9-20
本サービスは,医療機器メーカーでのAI・deep learningを活用した新たな診断支援システムの製品化,薬事承認等に必要な評価試験をトータルに提供することで,開発者側の負担軽減を図り,有用なシステムや治療が早期に利用可能とすることで,医療全般への貢献を目指すもの。
サービスの実施においては,京都大学を中心とした専門医によるチームと提携。
大学や大病院に匹敵する読影センター内の評価試験専用室を活用し,評価スケジュール作成から,試験内容・計画の作成,実施,報告・申請,試験環境や機器・システムの提供・管理までの一括したサポートを実施する。
●京都プロメドの「画像評価判定」の特徴
1)オーダーメイド式の試験サポート
システムの性質や目的に合わせ,画像評価判定試験の基準や形式の変更を個別に対応。
診断専門医が計画・プロトコル作成の段階からサポートし,適正な試験計画,実行,データ処理・報告,申請を支援。試験験症例の選択,回答作成等にも必要に応じてアドバイスを行うほか,前向き試験計画の相談にも対応。
2)評価試験専用室による厳正な試験
施錠可能な読影センター内の評価試験専用室を完備。さらに,評価にあたる放射線診断専門医のアサインやスケジュール管理,入退室記録や試験進捗の管理もサポート可能。
3)万全のデータ管理・バックアップ体制
試験に際して評価用専用システム持ち込む場合は,専任SEがハード類の管理やシステム操作説明,データバックアップなどを担当する。また必要に応じてVPNを含めたネットワーク構築もサポート。さらに,京都プロメドの読影環境を活用する場合は,匿名化等の適切なデータ処理,運用の相談も可能。モニター等のハード類の貸し出しも実施するほか,クラウド上での評価システム構築,画像のアップロードや保存,ネットワーク設定なども行う。
4)臨床診断への適応で,追加検証を実施
試験をサポートしたシステムの中で有用であると判断されるものは,京都プロメドの日々の臨床診断に活用。システムの追加検証によって,さらに客観的かつ有用な試験結果を提示する。
●問い合わせ先
京都プロメド(株)
https://www.promed.jp/
画像評価判定特設ページ:https://www.promed.jp/images_evaluative_judgment