インテグラル,仏Echosens社と提携し,フィブロスキャン(肝硬度測定装置)の新モデル「フィブロスキャン530コンパクト」の国内独占販売を開始

2017-4-28

インテグラル


フィブロスキャン530コンパクト

(株)インテグラルは,フランスEchosens(エコセンス)社との間で,同社製肝硬度測定装置「フィブロスキャン530 コンパクト(FibroScan 530 Compact)」の国内独占販売契約を締結し,2017年3月9日より販売を開始した。同装置は同年3月1日より「D215-2 肝硬度測定」で保険が適用されている。

●「フィブロスキャン」とは

フィブロスキャンは,肝臓の硬さを非侵襲に測定する装置である。肝硬度は肝臓の線維化の度合を表しており,当該製品は肝硬変,肝癌などに至る肝臓疾患の診断,治療の効果判定,予防など,肝臓の病態評価の目的で世界75カ国にて使用されている。さらに追加機能で,肝脂肪の量に依存すると海外で報告されている超音波の減衰量(CAP)を測定することが出来る。
また,測定前の設定も不要であり,患者情報を入力してから測定を終えるまで数分程度(*1)という,検査の簡便さも特長の一つである。

●従来モデルと比較したフィブロスキャン530 コンパクトの主な特長

1.省スペース化を目指したコンパクトボディ
フィブロスキャン530コンパクトは,従来モデル(*2)と比べ,寸法は約55%の小型化(*3),重量は10kgと約73%の軽量化を実現し,院内での移動や取り回しも容易になり,さらに設置の省スペース化に注目する。

2.バッテリー搭載による持ち運び検査シーンへの対応
フィブロスキャン530コンパクトから,新たにバッテリーを搭載した。検査室内の一時的な装置の移動や持ち運びにも電源を落とさず,すぐに検査に移行することができるため,リブートのタイムロスを解消することに期待する。

3.必要に応じて追加出来る専用カート
施設の要望に応じて,専用カートを取り付けることも可能になった。院内の様々な設置ニーズに対して,より柔軟に応えることが出来るようになった。

*1 検査状況や患者体型などの諸条件により前後する
*2 Echosens社製 FibroScan502Touchと比較
*3 製品寸法:H480×W360×D360(mm)

 

●問い合わせ先
(株)インテグラル フィブロスキャン事業部
TEL 03-6417-0810 FAX 03-6417-0853
https://www.integral.to/

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