日立アロカメディカル,超音波診断装置「ARIETTA Precision」「ARIETTA Prologue」発売

2016-2-26

超音波

富士フイルムメディカル(旧 富士フイルムヘルスケア)


ARIETTA Precision

ARIETTA Precision

日立アロカメディカル(株)は,超音波診断装置「ARIETTA Precision」と「ARIETTA Prologue」を発表した。

近年,高度急性期医療や慢性期医療・地域医療における超音波診断装置の重要性は高まってきている。また,導入するシステムや活用方法は施設ごとに異なり,装置に求められる要望も多様化傾向にある。これらのニーズに対応するため,日立アロカメディカルは二機種の超音波診断装置を開発した。

ARIETTA Precision*1 は,外科治療に貢献し急性期医療を支えるというコンセプトのもと開発され, ARIETTA Prologue*1 は,慢性期及び地域医療を支えるというコンセプトから,POCUS(Point Of Care Ultrasound)及び新規超音波診断装置ユーザー向けに開発された製品。

ARIETTA Prologue

ARIETTA Prologue

 

1.全面タッチパネル対応(ARIETTA Precision,ARIETTA Prologue)
モニタに全面タッチパネルを採用,フルタッチ操作にて直感的で分かりやすい操作が可能。また,エコー画像を大きく表示するフルイメージモードに対応,離れた場所からの画像観察や検査部位をより詳細に観察する場合に有効な機能になっている。

2.高画質(ARIETTA Precision,ARIETTA Prologue)
診断の妨げになるアーティファクトやノイズを低減し,組織の境界を明瞭にして観察を容易にするSilky Image Processingや,組織と血流をより明瞭に分離し,低流速の血流も感度よく描出するeFLOW等,上級機から引き継いだ高画質化技術や機能を搭載,クリアで質の高い画像を提供する。

3.手術室に適したARIETTA Precision
ARIETTA Precisionは従来装置とは異なるスリムなボディデザインを採用。
モニタアーム*3 を用いる事により,21.5インチの大型タッチモニタをシーンに適した位置へスムーズに移動する事ができる。また,モニタユニットとベースユニットは無線接続*2 することができ,取り外して運用することも可能。専用リモートコントローラ*2*3 はリアルタイムにエコー画像を表示しながらタッチ操作が可能で,スペースが限られた手術室において多彩な設置レイアウトを実現する。装置本体すべてのパーツは清拭ワイプ*2 に対応し,清潔環境である手術室での運用をサポートする。

4.コンパクトなデザインと高い機動性をほこるARIETTA Prologue
ARIETTA Prologueはコンパクトで持ち運びを考慮したデザインを採用しているため,検査するシーンを選ばない。狭い病室や診察室,処置室などでも無理の無い検査体勢がとることができ,日常の診療はもちろん,整形外科,救急,往診などさまざまな場面で検査・治療をサポートする。また,検査をより効率よく行うための機能を搭載。高い基本画質を備え簡単かつ正確な診断に貢献する。

出展は2016年3月に開催されるECR(欧州放射線学会),国内では2016年4月開催の ITEM(国際医用画像総合展)および2016年5月開催のJSUM(日本超音波医学会)にて予定している。

*1 ARIETTAは日立アロカメディカル(株)の登録商標。
*2 詳細については要問い合わせ。
*3 オプション構成品。

 

●問い合わせ先
日立アロカメディカル(株)
マーケティングコミュニケーション部
TEL 0422-45-5991(直通)
http://www.hitachi-aloka.co.jp/

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