富士フイルムメディカル,検査情報管理システム「SYNAPSE Wz(シナプス ウィズ)」新発売
〜診療業務に必要なDICOM以外の画像や,ドキュメントデータの管理・運用が可能,画像データなどを記録メディアに入出力する機能を標準搭載〜
2015-12-1
検査情報管理システム
「SYNAPSE Wz(シナプス ウィズ)」
富士フイルムメディカル(株)は,高い安定性を誇る放射線科向けPACS「SYNAPSE」シリーズの新製品として,診療業務に必要なDICOM以外の画像やドキュメントデータが管理・運用できる,中小病院向けの検査情報管理システム「SYNAPSE Wz(シナプス ウィズ)」を12月1日より発売する。 本システムは,画像データなどを記録メディアに入出力する機能を標準搭載している。
平成20年の診療報酬改訂以降,大病院だけでなく中小規模の病院でも急速にフィルムレス化が進行し,PACSが普及した。 中小規模の病院でPACSが活用される中で,DICOM画像だけでなく,JPEG・PNGなどの汎用画像やWord・PDFなどのドキュメントデータを管理・運用でき,またデータを記録メディアに書き込むことができる複合型PACSのニーズが高まっている。
今回発売する「SYNAPSE Wz」は,DICOM画像に加えて,デジタルカメラなどで撮影した画像やドキュメントデータの管理・運用が可能な検査情報管理システム。 本システムでは,他の医療機関に患者を紹介する際に必要な画像データなどを記録メディアに入出力することができる。 医療スタッフ各々のワークフローに合わせて患者リストを表示することができる機能「スマートワークリスト」を搭載し,より効率的な読影環境を提供する。
また,本システムは,「SYNAPSE」シリーズ共通の万全なサポート体制を整備し,24時間365日自動監視を実施する「障害自動監視サービス」を標準搭載。 故障の未然防止に努める。
<システム構成例>
*1 富士画像診断ワークステーション(販売名:富士画像診断ワークステーションFS-V673型 認証番号:21600BZZ00613000)。
●特長
1.検査情報ポータル
院内の診療端末上で,患者の検査画像,画像診断レポート,汎用ファイル等を時系列で閲覧できる。
2.メディア入出力
紹介用診療画像のメディア書き込み機能(PDI準拠),画像取り込み機能を搭載している。
3.スマートワークリスト(患者リスト)
ワークリストの絞り込み条件や表示項目をユーザごとにカスタマイズ可能。読影スタイルに最適な設定で読影業務の効率化につながる。
4.障害自動監視サービス
24時間365日システムを監視し,システムの稼働率アップを図る。
●問い合わせ先
富士フイルムメディカル(株)
販売統括本部 マーケティング部
TEL 03-6419-8033
http://fms.fujifilm.co.jp/