日立アロカメディカル,超音波診断装置「ARIETTA 70, 60」の臨床機能を大幅に強化

2015-11-10

超音波

富士フイルム


ARIETTA 70, 60

ARIETTA 70, 60

日立アロカメディカル(株)は,臨床機能を大幅に強化した超音波診断装置ARIETTA 70,ARIETTA 60を発表した。
今日,超音波診断装置は医療現場に欠かせない存在として幅広い臨床領域で活用されており,ユーザーの期待は多岐にわたる。日立アロカメディカルはこの期待に応える装置として,2014年4月にARIETTA*1シリーズとしてARIETTA 70,60を発売した。その発売から1年半,日々進歩する医療技術と,それに伴い多様化する現場からのニーズに寄り添い,更なる期待に応えるためのNext Solutionsとして,ARIETTA 70,60をバージョンアップした。

1.Shear Wave Measurement*2(SWM)
Elastographyの新機能であるShear Wave Measurement(以下,SWM)が肝臓向けに開発され,ARIETTA 70に搭載される。SWMは組織の硬さ情報であるせん断波の伝播速度(Vs),信頼性指標(VsN)等を計測でき,再現性と信頼性の高い結果を得ることができる。
Real-time Tissue Elastography*3によるLF Index(Liver Fibrosis Index)とSWMの双方を用いることにより,非侵襲的で多角的な肝臓評価へのアプローチが可能となる。

2.3D Sim-Navigator*4
Real-time Virtual Sonography*5(RVS)の新しいシミュレーション機能。RVSでターゲット描出のナビゲーションをしながら,穿刺ラインのシミュレーションが可能。CTなどのボリュームデータから作成した3D立体ボディマーク機能を利用することにより,複数本穿刺の位置をリアルタイムに三次元上で把握することができる。

3.Advanced Cardiac Report*6
ASE(アメリカ心エコー図学会)に準拠した計測パッケージを採用し,シームレスに計測が可能となった。また,レポート(DICOM*7 PDF)も作成可能になり,心エコー検査のWork flowが大幅に改善される。

*1: ARIETTA は日立アロカメディカル株式会社の登録商標
*2: ARIETTA 70のみのオプション機能
*3: オプション機能
Real-time Tissue Elastographyは株式会社日立メディコの登録商標
*4: ARIETTA 70のみのオプション機能
*5: ARIETTA 70のみのオプション機能
Real-time Virtual Sonography は株式会社日立メディコの登録商標
*6: オプション機能
*7: DICOMはNEMAの医療情報のデジタル通信に関する規格に対する登録商標

 

●問い合わせ先
日立アロカメディカル(株)
マーケティングコミュニケーション部
TEL 0422-45-5991 (直通)
http://www.hitachi-aloka.co.jp/

超音波

富士フイルム


TOP