ザイオソフト,医療機器認証ソフトウェア「ZioCube(ザイオキューブ)」10月末よりダウンロード販売開始
〜法改正により使い慣れた端末での画像診断を実現〜
2015-10-29
国内医療施設における画像診断装置ワークステーションの納入実績No.1の「ザイオステーション」シリーズを開発・製造するザイオソフト(株)では,「医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関する法(以下,医薬品医療機器等法)」施行により,プログラム(ソフトウェア)単体でも医療機器として扱われることを受け,医療機器認証品として,3D医用画像処理ソフトウェア「ZioCube(ザイオキューブ)」を発売する。
●自宅や外出先でも...ソフトウェア単独での医療機器認証により広がる可能性
同社製品「ザイオステーション」シリーズをはじめとする,汎用画像診断装置ワークステーションは,2005年に旧薬事法において,コンピューターとソフトウェアとの組み合わせでの医療機器として定義されたもので,現在までに多くの医療施設での画像診断をサポートするツールとして普及してきた。
2014年に旧薬事法から改正された医薬品医療機器等法において,ソフトウェア単体で医療機器として位置づけられるようになったことを受け,同社では,かねてより定評がある「ザイオステーション」シリーズの基本機能をコンパクトに収めたソフトウェアを開発し,医療機器認証品としてダウンロード販売する。これにより,使用場所や時間にとらわれることなく,いつでも医用画像を閲覧・処理することができるようになる。
●研究/教育用ソフトウェアのユーザー数に見る潜在的なニーズ
ザイオソフト(株)では,2014年5月まで3D医用画像処理の普及のため,研究・教育用ソフトウェアの無償ダウンロードサービスを行っており,サービス開始から終了までの5年あまりで5000以上の申し込みを得て,学会発表や医用画像処理技術の習得,また画像診断の手技の習得など,数多くの医師や放射線技師,学生などに利用されている。本製品「ザイオキューブ」が医療機器認証ソフトウェアとして発売されることにより,研究・教育用途に限らず,医療現場での診断や手術前のシミュレーション等に幅広い用途で利用できるようになる。
●製品概要
製品名:ZioCube(ザイオキューブ)
販売方法:同社サイトよりダウンロード販売
販売サイト:http://www.zio.co.jp/products/ziocube/
●問い合わせ先
ザイオソフト(株)
問い合わせ窓口:zc_info@zio.co.jp
http://www.zio.co.jp/