東芝 ヘルスケア社は，2015年8月31日に下記の通り，宮城県仙台市から「東芝 ライフサイエンス解析センター」の名称で衛生検査所の登録を受けたことを発表した。

同センターでは，ジャポニカアレイ®を用いたジェノタイピングサービスを実施しており，今年中には次世代シークエンサーによるヒト全ゲノム解析サービスの開始を計画している（関連ニュース：http://www.toshiba.co.jp/healthcare/info/20150714.htm ）。

衛生検査所は，「衛生検査技師等に関する法律施行規則」によって施設や検査体制の登録基準が定められており，指導監督医，管理者及び精度管理責任者を置いた精度管理体制を導入することで，精度の維持管理を図っている。また，精度管理，試薬や機器の管理を行うだけでなく，検体の受領・受付，測定の流れを標準作業書に基づき管理運用することで，精度の確保に努めている。さらに，仙台市による定期的な立入検査によって，登録基準への適合確認及び精度管理の実施状況等の監査を受ける。

同社は，今後とも更なる品質の向上を目指して，ゲノム解析サービスを提供していく。

記
登録年月日：2015年8月31日
登録番号：第48号
名称：東芝 ライフサイエンス解析センター
所在地：宮城県仙台市青葉区南吉成

^{ジャポニカアレイ®は，国立大学法人東北大学の登録商標。}