EIZO,手術室向け高解像度58型モニター「RadiForce LS580W」を発売
2014-3-12
RadiForce LS580W
EIZO(株)は,58型の手術室向け画像表示モニター「RadiForce LS580W」を2014年6月2日に発売する。価格はオープン。
手術室では,X線透視画像,内視鏡画像,心拍数など様々な医療情報の参照が必要であり,一般的には複数のモニターを並べ,それぞれの画面に各情報を表示している。
同社は,情報の管理と操作の負荷軽減のため,様々なシステムから送信される医療情報を収集し,管理する信号配信マネージャーと,これらの医療情報を一画面に表示する60インチの大型モニターを販売している。今回さらに58型モニターを追加し,手術室の規模に応じて選べるラインナップを拡充する。
今回発売されるRadiForce LS580Wは,対角58インチの大画面に高解像度8メガピクセル(3840×2160=829万画素)の情報表示が可能。同じ解像度表示が可能な旧機種56インチモニターLS560Wから画面を大型化しつつ,ベゼル(画面の外枠)を細くすることで,LS560Wと同等の外形寸法と質量を実現した。
また,LS580Wは電源とバックライトを2つずつ装備しており,さらにそれらをそれぞれストライプ状に配置しているため,片方に万が一問題が生じても全体的な表示を維持できるなど,高い信頼性を確保している。
LS580Wは液晶の光源となるバックライトに発光効率の良いLEDを搭載し,高輝度とともに低消費電力を実現する。コントラスト比も1200:1から4000:1に高め,低階調域を細部まで忠実に再現する。
同社は,2014年4月11日(金)~13日(日)にパシフィコ横浜で開催される2014 国際医用画像総合展 (ITEM 2014)で当製品を展示する。
●問い合わせ先
EIZO(株) 営業1部 メディカル課
TEL 03-5715-2014 FAX 03-3458-7001
http://www.eizo.co.jp/
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