日立アロカメディカル,超音波診断装置「ARIETTA 70」,「ARIETTA 60」発表
〜研ぎすまして,音を,見る〜

2014-1-27

超音波

富士フイルム


ARIETTA 70 / ARIETTA 60

ARIETTA 70 / ARIETTA 60

日立アロカメディカル(株)は,超音波診断装置の新しい製品ブランドARIETTA(アリエッタ)と新製品ARIETTA 70,ARIETTA 60を発表した。

今日,超音波診断装置は医療現場に欠かせない存在として幅広い臨床領域で活用されており,ユーザーの期待は多岐にわたる。ARIETTAはこの期待に応える新しい製品ブランド。
日立アロカメディカルは,60年以上にわたって「音」にこだわり,「音を見る技術」を進化させてきた。
研ぎすまして,音を,見る『ARIETTA』,オペラにおけるクライマックスである「アリア」,ラテン語における「音」「音楽」を連想させるこの新ブランドには,人の一生の様々な場面につながりのある超音波診断において,“見える音で価値を高める”医療の場で信頼される確かな診断情報を提供したいとの想いが込められている。

ARIETTA 70,ARIETTA 60は,HI VISIONシリーズ(日立メディコ社製)とProSoundシリーズ(旧アロカ社製)で長年培ってきた技術を融合させ,更に日立製作所中央研究所等とも連携し,日立グループの総力を結集した新たな超音波診断装置。
同社は今後も“見える音で価値を高める”ことで超音波診断装置の可能性をさらに拡げ,見えない不安を見える安心にすることで人と社会へ新たな価値を提供し貢献していく。

●主な特長

1. コンパクト,高画質
信号の生成から送受信,信号処理,画像表示まで,新しい最適化技術によりコンパクトで高画質な診断装置を実現。これまでの豊富なプローブラインナップを進化させ,Multi-Layer Crystal Technologyにより高感度,高分解能を,また新型コネクタとの組み合わせにより耐ノイズ性の向上と扱いやすさを実現した。超音波の送受信データを繊細かつ柔軟に扱うことで自在に超音波ビームを制御し,良質なピクセルフォーカスを実現した。さらに超音波に特化した高速かつ高度な処理が可能なデジタル信号処理回路をコンパクトに搭載し,種々の特徴的なアプリケーションに対応した。これらの信号処理に加え,画像表示には高視野・高コントラストのIPS-Proモニタを採用し,超音波診断装置に最適化されたクリアな画像を提供する。

2. 多彩な機能
CT,MRIなど他モダリティーの画像とも同時表示ができるReal-time Virtual Sonographyや組織のひずみをリアルタイムに画像化し硬さの情報を提供するReal-time Tissue Elastography,心筋の動きや内腔・時相の変化を評価する2D Tissue Trackingなど,豊富な機能によって幅広い臨床用途に寄与する。

3. エルゴノミクス
長時間の検査でもストレスがないようにモニタおよびパネルの稼動範囲を広く設計している。人間工学にもとづき,事務机と同じ高さに設定でき,目へのストレスを低減させた視線角度-5度を可能にしている。手の移動を少なくするスイッチ配置やパネルスイッチの押しやすさ,誤操作の防止にも注意を払い,検査時のストレスを極力減らすように配慮。また大型のタッチパネルを採用することで高いカスタマイズ性も確保している。

 

●問い合わせ先
日立アロカメディカル(株)
マーケティングコミュニケーション部
TEL 0422-45-5991(直通)
www.hitachi-aloka.co.jp

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