協立機電工業が産婦人科向け医療システムの運用基盤に「BIGLOBEクラウドホスティング」を採用
~拡張性を高め,既存VPNと組み合わせたセキュアな環境を実現~
2013-7-18
設備機器やITソリューションを提供する協立機電工業(株)は,診療の予約や胎児のエコー動画を患者に配信する産婦人科向け医療システムの運用基盤において,NECビッグローブ(株)(以下BIGLOBE)の「BIGLOBEクラウドホスティング 」を採用した。
協立機電工業は,産婦人科に特化した予約・診察・会計など病院内の情報システムを提供しているエンジニアリング企業。ネット診療予約システム「iMedic」,胎児エコー動画配信システム「AngelMemory」は,これまで,協立機電工業が自らサーバの調達から構築・運用までを行っていた。しかし,昨今システムを導入している病院数が増加し,予約患者数やエコー動画数が急速に増えてきたことから,運用基盤の拡張が課題となっていた。このたびのクラウド化で拡張性を高めると同時に,協立機電工業が保有するVPNを流用することで,自社サーバからの移行コストを抑えてセキュアなクラウド環境を実現した。
協立機電工業が「BIGLOBE クラウドホスティング」の採用により実現したことは,以下の通り。
1. クラウド化により拡張性の高い基盤上でSLA99.99%以上の安定運用を実現
協立機電工業は,BIGLOBEのクラウド基盤上で産婦人科向け医療システムを運用することで,システムを利用する病院,患者,動画データの増加にも,タイムリーなリソース拡張により柔軟な対応が可能。「BIGLOBEクラウドホスティング」は,月間サーバ稼働率SLA99.99%以上の品質を保証しており,信頼性が求められる導入病院に安定してサービスを提供できる。
2. 既存のVPN活用で移行コストを抑えてセキュアな環境を実現
従来,患者データなど重要な個人情報を扱う「iMedic」では,70カ所の病院に専用ルーターを設置しVPNを構築することで,協立機電工業の予約システムとのセキュアな通信を実現していた。一般的なIaaS型のクラウドホスティングでは,事業者指定のVPNを使用する必要があり,新たなVPN構築のためには,各病院の専用ルーターを置き換えるなど数百万円のコストと数カ月の構築期間が必要となる。このたび,「BIGLOBEクラウドホスティング」の「クラウドアクセスサービス(お客様指定回線)」を活用したことで,既存VPNの流用を可能にした。
●問い合わせ先
協立機電工業(株)
事業本部 医療システム部
TEL 03-3268-7841
E-mail: medic@kyoritsu-kiden.co.jp
http://www.kyoritsu-kiden.co.jp/
BIGLOBE法人コンタクトセンター
TEL 0120-20-5644(通話料無料)
平日 9:00~12:00,13:00~17:00 (弊社所定休日を除く)
E-Mail: cloud-info@bcs.biglobe.ne.jp
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