フィリップス,新型1.5T MRI装置「Multiva」(マルチバ)発売
〜ワークフローの改善を追求した新型MRI装置〜
2013-4-9
患者さんにも優しいデザインの
新型MRI装置「Multiva」
検査時間を最大40%削減*し検査効率の向上を実現
(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン(以下 フィリップス)は,6月1日より,新型1.5T(テスラ) MRI装置「Multiva」の販売を開始することを発表した。
今回発売する「Multiva」は,1.5T MRI装置の中でも中上位機種にあたり,日々の多様なMRI検査を迅速にこなすため,検査時間,臨床画像性能,ワークフローの一貫性を高く評価されているフィリップスのMRI装置「Ingenia」(インジニア) と「Achieva」(アチーバ)の効率的なワークフローの技術を引き継ぎ開発された装置。多忙な臨床現場での検査効率の向上を目指し,「Multiva」には新たなイノベーションの数々が加えられた。
1. コイルエレメント選択の自動化
頭頚部,体幹部,脊椎領域で,撮影したい部位のRFコイルエレメントを自動的に選択できるSmartSelect(スマートセレクト)を搭載した。これにより撮りたい部位のコイルエレメントを16chから容易に選択することが可能となり,検査効率の向上を実現する。
2. 検査時間の短縮化
撮影時間の倍速(SENSE倍速)は最大16倍まで対応し,検査時間の短縮を実現。このため頭部,体幹部,四肢関節のルーチン検査を10分以内で行うことが可能となる。
3. 患者さんのセッティングの簡便化
軽量化されたRFコイルを採用することにより,技師さんが患者さんのセッティングを行うことを容易にした。
「Multiva」はこれら撮影時間の短縮,患者さんのセッティングの簡便化により,検査時間を最大40%削減*し,MRI検査のワークフローの改善に貢献する。
●「Multiva」の特長
- SmartSelect(スマートセレクト)で検査効率を向上
- 撮影時間の倍速(SENSE倍速)最大16倍で検査時間を短縮
- 頭部,体幹部,四肢関節のルーチン検査を10分間で実施可能
- 軽量化されたコイルにより患者さんのセッティングの簡便化を実現
- 撮影時間の短縮,患者さんのセッティングの簡便化により検査時間を40%削減*
- 最大撮影視野53cmで一度に広範囲を撮影
* 海外フィリップス社調べ。同社従来製品との比較
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●価格
8億9600万円(税込,仕様により異なる)
●問い合わせ先
(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン
ヘルスケア事業部 お客様窓口
TEL 0120-556-494 / 03-3740-3213
http://www.healthcare.philips.com/jp_ja/