フィリップス・レスピロニクス,「フィリップス緊急通報サービス」について在宅介護事業で都内大手のケアサービスと提携を発表
〜今年4~5月の本格稼働を目指して2月よりテストマーケティングを開始〜
2013-2-25
(左)通信機(右)転倒・転落を自動検知するペンダント
フィリップス・レスピロニクス(同)(以下 フィリップス)は,2月25日,(株)ケアサービス(以下 ケアサービス)との間で,高齢者の自立した生活をサポートする「フィリップス緊急通報サービス」を利用し,緊急通報事業における今後の提携を前提としたテストマーケティングを開始することを発表した。
在宅医療機器メーカーであるフィリップスと,ケアサービスが協業をすることで,転倒検知ペンダントといった最新の技術を介護の現場で活用し,より高度な安心を身近な形で届けることを目指す。また,地域の絆を醸成し,高齢化を見据えた社会づくりに貢献する。
正式なサービス開始後,1年以内に1000人以上の利用を見込んでいる。また将来的には医療・介護連携を進める包括的な協業を模索する。
●テストマーケティング概要
普段から利用者と接しているケアサービスが利用者との直接のやり取りを,フィリップスが機器とコールセンターサービスの提供を行う。テストマーケティングを通して,協業の価値やプロセスなどを確認する。
- テストマーケティング開始: 2013年2月25日~
- テスト地域: 大田区全域,世田谷区一部,品川区一部
※ テスト期間にて,テストモニターへのヒアリングを中心に本サービスの評価を実施し,2013年4月~5月を目途にサービスの販売開始を予定。
●フィリップス緊急通報サービスについて
「フィリップス緊急通報サービス」は,北米で35年以上の長い歴史を有し,延べ利用者数が600万人を超えシェアNo.1*1を誇る,高齢者の自立した生活をサポートするサービス。専用の通信機を自宅の固定電話に接続し救助が必要なときに首から下げたペンダントのボタンを押すだけで,24時間365日,フィリップスの安心サポートセンター(コールセンター)に通報することができる。転倒してケガをしたり気を失ってしまったときなど,自分でペンダントのボタンを押すことができない状況でも,ペンダントに内蔵されている複数のセンサーが転倒・転落を検知し*2,自動で同センターに通報する。
●特徴
- 「24時間365日対応」 フィリップスの安心サポートセンター(コールセンター)が,24時間365日対応。
- 「転倒を自動で検知」 フィリップス独自の技術によりペンダントが転倒を検知し*,自動的に安心サポートセンターへ通報する。*検知率96%
- 「防水仕様」 ペンダントは防水仕様なので,転倒事故の多い浴室でも使用できる。
- 「工事不要」 設置のための工事は不要で,ご自宅の固定電話に取り付けるだけで使用できる。
●価格
- 加入登録料…2,000円(税込)
- 緊急通報サービス基本セット レンタル(通信機本体1台,24時間緊急通報対応,ペンダント1個)…月額3,980円(税込)
※「フィリップス緊急通報サービス」の詳細
http://www.philips.co.jp/hmservice/
*1 2011年 北米(米国・カナダ)での利用者実績による
*2 検知率96%
●問い合わせ先
フィリップス・レスピロニクス(同)お問い合わせセンター
TEL:0120-504-840 / 048-660-1172
http://www.philips-respironics.jp/