グローバルヘルスコンサルティング,「病院ダッシュボード」の財務指標シミュレーション機能と外来分析機能を拡張した「病院ダッシュボードVer1.9.0」をリリース
2013-1-31
(株)グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(以下 GHC )は,病院経営の指標となる情報をweb経由で配信する次世代型経営支援サービス「病院ダッシュボード」の財務指標シミュレーション機能と外来分析機能を拡張した,「病院ダッシュボードVer1.9.0」をリリースした。
●新機能,自病院の医業収益など当年度の見込み値を予測可能に
「病院ダッシュボードVer1.9.0」では,新たに自病院分析機能として,財務指標シミュレーション機能(通称「財務2nd」)を追加。同機能では,自病院の医業収益(年度末までの月別見込み額),医業利益(医業利益および利益率の年度別推移),損益分岐点(対収益変動費率を元にした損益分岐点の算出),稼働率分析(延べ患者数と病床稼働率)の4つの過去データから比較対象とする年度と当年度の見込み値を算出することが可能となり,病院経営の将来予測と現状分析が出来るようになった。
●『外来』のチェック項目・分析機能をバージョンアップ
「病院ダッシュボードVer1.9.0」では,糖尿病・高血圧などの慢性疾患の各種医療行為や指導管理料の算定率を算出する「実施率・算定率ベンチマーク」及び,短期滞在手術基本料の対象となる手術などの外来における実施状況を算出する「外来シフト分析」をバージョンアップ。これにより,外来診療の質の向上・単価アップに向けた指標を確認することができる。
具体的には,「実施率・算定率ベンチマーク」では,主病名だけでなく,レセプトに記載されている同じ病名症例に対して,実施している指導や検査を分析する。「外来シフト分析」では,自病院の時系列分析および手術件数一覧表を表示。ベンチマーク分析では100床あたり件数を算出し施設間での比較を行う。
また,DPC俯瞰マップの基礎係数分析では各医療機関が自院の「2012年4月通知の値」を設定できる機能を追加。さらに,患者エリア分析では,マップ上に他病院の位置情報が表示されるようになり,分析機能が更に充実した。 次回のリリースは,4月頃を予定している。
※病院ダッシュボードに関する最新情報や詳細はこちら→ http://dashboard.ghc-j.com
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