外保連試案2014 手術・処置・生体検査・麻酔 試案(CD-ROM付)(2013/11/29 刊行)
外科系学会社会保険委員会連合 編
2013-11-29
外保連試案2014
2014年診療報酬改定の根拠となるデータ集
★『外保連試案』とは,外保連加盟の95の外科系学会により調査・検証された,手術・処置・生体検査・麻酔の全術式のコスト・技術料データです。術式ごとに個々に「技術難易度」「必要スタッフ数」「所要時間」を精査して「人件費」を算出し,さらに「使用材料・機器・室料等のコスト」を厳密に配賦して「総費用」(外保連試案「診療報酬額」)を算出しています。
★『外保連試案』は,2010年・2012年診療報酬改定における手術料改定の根拠として活用され,手術料の大幅アップに貢献。また,DPCⅡ群病院の要件として「外保連手術指数」(本書2014年版に収載)が活用されています。――次の2014年改定においても活用されることは確実で,外保連も次回改定に向けて,その内容のさらなる精緻化を図っています。
★医療機関では,本試案のデータ活用により自院の手術・処置・生体検査・麻酔の精緻な原価管理・コスト検証が可能となるとともに,実際の診療報酬額との差額に基づく現実的かつ適正な経営管理も可能となります。
★医療機関の外科系診療科,経営管理部門,医療事務部門にとって,本試案は様々な活用が可能です! 添付CD-ROMには「外保連試案」の全データが収録され,パソコン上での活用も可能です。
★術式ごとに「技術難易度(A~E)」「必要スタッフ数」「所要時間」を精査して「人件費」を算出。特に「技術難易度」については,各学会と外保連委員による徹底した検証が行われ,万全の精緻化が図られています。
★材料・機器・室料などのコストもすべて厳密に配賦・算出し,人件費と合わせて「費用総計」を出し,現行の診療報酬額と比較。――診療報酬と実際のコストがいかに乖離しているかが一目瞭然です。
★実態調査に基づいて,術式ごとのすべての使用材料を網羅。「特殊縫合糸」など,償還できない材料の費用(定価ベース)が診療報酬額の25~50%も占めている手術が多い実態が明らかになっています。
★CD-ROMでは,さらに詳細な医療材料のデータが自在に検索できます。
2013年11月29日 刊行
価格:10,000円(+税)
体裁:A4判/2色刷/400頁
発行:医学通信社
https://www.igakutushin.co.jp/