知っておきたい「がん講座」 リスクを減らす行動学(著者:中川恵一)
2019-12-16
がんは日本人の2人に1人が患う病気です。「いま元気だから」「親や兄弟にがんになった人がいないから」…そんな理由で目を向けずにいると,やがて,がんに人生を阻まれてしまうかもしれません。
著者の中川恵一氏は,日本経済新聞の人気連載「がん社会を診る」(毎週水曜夕刊掲載)を通じて,国民全体のがんリテラシーを高めることを目指し,基礎知識から最新の検査方法や治療方法,社会制度まで役に立つ情報を毎回わかりやすく解説しています。
本書はこの日経新聞の連載記事をベースにして,新たに書き下ろし原稿を加え,再構成しました。がんの「基礎知識」「リスクを減らす生活習慣」「早期発見の重要性」「最新の診断法や治療法」「社会の取り組み」などを具体的に紹介します。いま健康な毎日を楽しんでいる人にこそ,知っておいてほしい知識と情報をお伝えします。
序 章 がんに人生を邪魔されないために
第1章 がんを知ろう
第2章 リスクを減らす生活習慣を身につけよう
第3章 早期発見の重要性と診断法を知ろう
第4章 治療法を理解しよう
第5章 がんと生きる知恵を学ぼう
第6章 社会の中でがんと向き合う
2019年12月16日発売
体裁:四六判
定価:1,300円+税
発行:日経サイエンス社
発売:日本経済新聞出版社